まるで妖精の家!本物のキノコを使ったアートが可愛い…作り方のポイントを投稿者に聞いた

文化 美術・アート

  • 本物のキノコを使ったミニチュア作品が話題
  • 大きさは手の平に載せることが出来るほど
  • 投稿者「成長するキノコの姿を鑑賞できるのが魅力」

本物のキノコを使った絵本のようなミニチュアのアート作品がTwitterに投稿され、話題となっている。

それがこちら。

妖精のお家はこうやって作ります 本物のキノコです

このコメントともにTwitterに投稿されたのは、作品の制作風景を紹介する動画。小さい切り株に扉を付け、その周りから小さく可愛いキノコの数々がちょこんと出てくる様子が映っている。大きさは手の平に載せることが出来るほどで、本当に“妖精の家”のようで幻想的だ。

投稿したのは、キノコを観賞用として水槽やガラス容器で育てている「きのこリウム」(@kinocorium)さん。

このかわいらしい作品に、Twitterでは「本当に妖精さんが居そうね」「現実的ではない物を作れるミニチュアのすごいところ」などの声があり、約1万6千件のリツイート、約3万8千件のいいねがつくほどの話題となっている。(10月16日現在)

いつまでも見ていられそうな可愛らしい「きのこリウム」だが、そもそもなぜこのような作品を始めようと思ったのだろうか? また、誰でも簡単に制作できるものなのだろうか? 投稿者の「きのこリウム」さんにお話を伺った。

原木に菌を植え付けてキノコを生やす

ーーなぜ「きのこリウム」を作ろうと思ったの?

キノコは面白い形をしていて、とても不思議な雰囲気がある。これをガラス容器の中で育てたら面白いものが出来上がるのではないかと思い付き、「きのこリウム」を作り始めました。


ーー作り方とポイントを教えて

コナラやケヤキの原木にキノコの菌を植え付け、そこからキノコを生やします。苔やシダ植物を使って飾り付けをし、テラリウムとして仕上げます。

キノコが育つスペースを予め空けておき、生えたときのバランスを想像してレイアウトすることがポイントになります。


ーーどんな材料を使っている?

ホダ木(原木にキノコの菌を植え付けたもの)、苔、シダ植物、用土、ガラス容器を使用しています。


ーードアは手作り?

ドアは手作りです。ベニヤ板をベースに、カシメ(金具)を使ってノブを表現します。釘を打ってアイアンの質感を足しています。

3日後の「きのこリウム」
3日後の「きのこリウム」

成長するキノコを鑑賞できるのが魅力

ーー作るのにどれくらい時間がかかる?

30分もあれば作ることができます。その後、キノコが生えてくるのには温度・湿度を適切に整えてあげる必要がありります。


ーーこだわりはどこ?

キノコが主役となるように、その他の要素はできるだけシンプルにまとめることを常に気をつけています。


ーーきのこリウムの魅力を教えて

キノコが創り出す不思議な世界観を、手に取ることができる小さなガラス容器の中で、しかも家にいながら楽しむことができることが一番の魅力です。

また、キノコの成長はとても早く、日に日に成長する姿を鑑賞することが魅力です。

他の「きのこリウム」作品
他の「きのこリウム」作品

キノコが顔を出したときの感動を味わって

ーーどういう使い方で楽しんでほしい?

キノコが苔の間からひょっこり顔を出したときの感動を是非、皆さんにも味わっていただきたいです。


ーー反響はあった?

「かわいい」「自分もやりたい」「でもカビを生やしてしまいそう」という反響が多かったです。


ーーいつから作品作りを始めているの?

2015年の秋から始め、これまでの作品数は50点くらいだと思います。


ーー完成した作品はどれくらいの期間楽しめる?

キノコが生えてきてから枯れるまでの期間は1~2週間程度です。一度生えたらそれで終わりというわけではなく、2~3回くらいキノコは生えてきてくれます。

他の「きのこリウム」作品
他の「きのこリウム」作品

「きのこリウム」はキノコが成長して枯れた後も再び生えるということなので、長く楽しめそうだ。作り方も自由で、自分なりの「きのこリウム」を作ることができる。

今年は新型コロナウイルスの影響で、在宅の時間が増えた。このような家で楽しめる趣味を持つのも楽しそうだ。

(FNNプライムオンライン10月16日掲載。元記事はこちら

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