野外フェス復活にファンもアーチストも歓喜…湖畔の大自然の中、子どもたちはキャンプ体験も【北海道発】

文化 音楽

  • 支笏湖畔で野外音楽フェスが復活
  • ライブだけじゃない…子どもは湖畔でキャンプ体験
  • 久々のライブでファンもアーティストも大満足

大自然の中で野外フェスが復活!

2020年は中止が相次いだ野外音楽ライブだが、9月末 支笏湖の自然のなかで復活した。
客もアーティストも待ちに待った音楽の祭典、盛り上がりを見せた秋の1日を追った。

人気ロックバンドのMONKEY MAJIK、古内東子さんなど、総勢5組が支笏湖畔で演奏を披露した野外音楽フェスティバル「支笏湖ブルーキャンプ」。


北海道内屈指の人気を誇る千歳市の美笛キャンプ場を貸り切り、9月26日からの2日間、400人のキャンパーを集めて開催された。

ライブイベントが軒並み中止になるなか、アーティストの生演奏が久々に聞けると、北海道外からかけつけた人もいた。

北海道外からの参加者:
ライブは半年ぶりくらい。熱くなりました。熱い


イベントの企画・運営は、安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんの大ヒットで知られ、今も三浦大知さんなど多数の人気アーティストも手掛けている、エイベックス・エンタテインメント。
そんな大手が、地方の音楽イベントに乗り出した。

エイベックス・エンタテインメント・渡辺裕介さん:
CDバブル時のように、ミリオンセラーが続くというマーケットではなくなっている。われわれも音楽を核としつつ、いろいろな場所で社会貢献も含めて、イベント立ち上げようと動いているところです


今やCDが売れない時代。そこにライブイベントの企画を持ちかけたのが千歳市だった。

千歳市 観光スポーツ部・吉見章太郎さん:
去年まで水質11年間連続日本一だった支笏湖を、日本中・世界中に発信したくてこの企画を立てました。地元の人たちが、普段 支笏湖を守るために環境活動をしています。ここでの音楽フェスを契機に、その取り組みを、綺麗な支笏湖を発信したいと思って、この場所を選びました


子どもには湖畔でキャンプの楽しみも

イベントのテーマは、自然と音楽の調和。
ステージ前に席はなく、観客は砂浜や流木に座り音楽に耳を傾ける。


2年の準備期間を経て、本来は2020年5月に開催の予定だった。
しかし3月、新型コロナウイルスの感染拡大で中止が決定。

感染対策を徹底して開催できないか検討し、入場前の検温はもちろん、本来は1,000人以上集める予定だった入場者も、密を避けるために半数以下に減らした。

エイベックス・エンタテインメント・渡辺裕介さん:
生でライブを見るのが難しく、レアなケースになってしまった。この広大な所じゃないと、このタイミングでは実現できなかったのではないかと思っている

北海道内屈指の人気キャンプ場・支笏湖の美笛キャンプ場を貸り切り、5組のアーティストの生演奏が楽しめるほか、カヌーなどのアクティビティも体験可能。
朝食と夕食の食材付きで、車1台とテント1張が設置できるスペースが1泊3万円。1グループ4人まで利用できる。
テーマは「自然と音楽」。

ステージ裏の小川では、子どもたちは音楽そっちのけで、地元のガイドさんに導かれ小川の魚やエビを捕まえて歓声を上げていた。


子ども:
エビの宅急便です。2匹です


参加した子ども:
楽しい!魚をとるの!

参加した母親:
お父さんは音楽で、子どもたちは自然と触れ合うのが目的で来ました。音楽だけではなく、いろいろと幅広く、エコも含めて勉強できるからいいかなと思い連れてきたんです

支笏湖温泉街の人々は、出店で音楽キャンプを盛り上げる。チップ(ヒメマス)の塩焼きや湖のエビを使ったラーメンなど、ここでしか味わえない名産品を子どもたちは味わった。


ファンもアーティストも堪能したライブ

一番の盛り上がりを見せたのは、幅広い世代から人気の仙台在住のロックバンド・MONKEY MAJIK。
この日を待っていたのは、そのファンばかりではなかった。

MONKEY MAJIK・ディックさん:
最後にお客さんが目の前にいたライブは札幌で、2月でしたね

MONKEY MAJIK・メイナードさん:
久しぶりのライブで、このような場所でできるのは本当に幸いです

そして夕食は、地元の食材をたっぷり使ったカレー。

客:
まいう~です。来年も再来年もこういう企画をお願いします!

客:
ずっとライブにもいけなかったから、MONKEY MAJIKめちゃくちゃ良かった

最後は炎のモニュメントをキャンパーと囲んで、札幌出身のワタナベシンゴさんが歌声を響かせた。


エイベックス・エンタテインメント・渡辺裕介さん:
コロナのさなかに動いていたので、開催できるかすごく不安だった。結果として皆さんが泊まっている景色が見られて、自分の中では大成功でうれしい

新型コロナウイルスを乗り越えて、開催されたキャンプと音楽の祭典。
参加した多くの人が、2021年につなげたいと期待をかけていた。

(北海道文化放送)

(FNNプライムオンライン10月18日掲載。元記事はこちら

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