食パンにサンドイッチ…ATMの跡地が専門店に変身! 狭くても大人気の秘密は?

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  • キャッシュレス化で銀行のATMが減少し跡地を活用した店舗が増加
  • ふわふわパンが人気の店はわずか3坪…どうやって販売している?
  • 5坪のサンドイッチ店はテイクアウト専門 駅チカも魅力

銀行のATM跡地を有効活用

東京都品川区にあるプリン専門店「トミーズプリン工房」。横浜市青葉区の食パン専門店「髙匠」。そして、さいたま市浦和区にあるサンドイッチ専門店「PANYA-SAN」。

この3店舗にはある共通点が…それは、ATMの跡地だということ。


実は今、急速に進むキャッシュレス化で街にあるATM設置店舗数が年々減少した結果、その跡地に出店するお店が増えている。


例えば、東京都品川区の戸越銀座商店街にあったATMコーナーは…


プリン専門店「トミーズプリン工房」に。


他にも埼玉県熊谷市のATMコーナーは…


今話題のバナナジュース専門店「めっちゃバナナ」に変身している。


ただ、ATM跡地というとどこもお店は狭そうだが…

食パン専門店 髙匠 あざみ野店 原木冴佳店長:
オープン初日には500~600人のお客さまにお越しいただいたと思います

サンドイッチ専門店 PANYA-SAN 佐々木博智店長:
(1日)400食以上作ってますので、それが大体完売していますから

と、どのお店も大人気となっている。

そこで今回の「スゴ撮」は、店内に定点カメラをつけてATM跡地内を徹底チェック!狭くても大人気の秘密を調査する。

どうやって販売している?店内3坪のパン屋

最初にやって来たのは、横浜市青葉区にある食パン専門店「髙匠」。


ここは2020年2月末まで銀行のATMコーナーだったが、10月2日にパン屋さんとして生まれ変わった。


最上級の素材をふんだんに使用し、独自の製法でコクのある味わいとバターの風味が広がるふわっとした食パンを扱っている(「湯種食パンTokyo Rich」2斤(1本)税込み850円)。


お店の中はどうなっているのか?

渡邊渚アナウンサー:
わぁ~3歩でレジまで行けますね

こちらのお店はわずか3坪(約9.9平方メートル)、畳およそ6枚分と超コンパクト。


お客さんに話を聞くと…

男性A:
(購入)2回目です。もちもち感があって、生でも焼いてもおいしかったです

女性A:
あんな狭いところでよく…びっくりしました

このお店では、平均してオープンから4時間でいつも完売するという。


そこで、オープンからの店内の様子を定点カメラでスゴ撮!

午前10時のオープンとともに店内にお客さんが入ってきた。

女性B:
3本

店員:
3本、ありがとうございます


入店すると目の前には店員さん。すぐに注文とお会計が始まる。

この後もお客さんが入れ代わり立ち代わり来店。狭い店内では、入れるお客さんは1組だけ。そして…

店員:
いらっしゃいませ、おはようございます

男性B:
予約はしてないんですけど、2つ

店員:
お2つ。1700円頂戴いたします

渡邊渚アナウンサー:
もうお客さんが出てきました。あっという間です

買い物にかかった時間は、なんと45秒。


ほかのお客さんも…

渡邊渚アナウンサー:
ちょうど59秒。1分以内で買い物が終わりました。こちらの方は1分27秒。次は52秒です

1組の滞在時間は1分前後が多いため、どんどんとお客さんの列が流れていく。


そして、オープンから4時間後の午後2時。

食パン専門店 髙匠 あざみ野店 原木冴佳店長:​
本日、完売いたしました。ありがとうございます

この日は約300本、25万円以上を売り上げ、来店客は268人。


なぜ短時間でここまで多くのお客さんに売れるのか?その理由は、店の中にあった。

実はここで売られているのは、食パン1種類だけ。店で作らず工場で作ったものを運び入れ、店舗では販売だけ行っている。


食パン1種類だけの販売にすることで回転率もよく、ATM跡地の狭い店内でも十分売り上げが見込めるのだ。

5坪のサンドイッチ店はテイクアウト専門

続いてやってきたのは、さいたま市のJR浦和駅から徒歩30秒ほどのところにあるサンドイッチ専門店「PANYA-SAN」。


銀行のATMコーナーだった場所を改装し、2020年2月、サンドイッチ専門店としてオープン。


ショーケースには人気のたまご(税別240円)やハムチーズなど、約20種類のサンドイッチが陳列されている。

女性C:
安くておいしいし、ボリュームもあるしパンも柔らかい

女性D:
いろんなサンドイッチが(あって)何を買っても外れがない


店長に話を聞いた。

サンドイッチ専門店 PANYA-SAN 佐々木博智店長:
(1日)400食以上作ってますので、それが大体完売していますから


お店は約5坪(約16.5㎡平方メートル)と狭くても大人気。


そして、こちらのお店も…

サンドイッチ専門店 PANYA-SAN 佐々木博智店長:
サンドイッチを作るのと販売のみになります

そう、こちらのお店はテイクアウト専門店。パンを焼く作業は機械が大きくてこのお店に入らないため系列店舗で行い、ここでの作業は最小限の仕上げだけ。


狭くても大繁盛 人気の理由は?

それぞれのアイデアで、工夫しながら営業しているATM跡地。しかし、なぜこのようなお店が増えているのだろうか?

女性E:
駅チカっていうのが一番

女性F:
駅から近いからいいんじゃないですかね

サンドイッチ専門店 PANYA-SAN 佐々木博智店長:
駅出てもらうとすぐ目の前…必ず見える場所なので、ここの場所はものすごく魅力的でした

店舗の広さよりも立地の良さ、駅チカなどを優先する傾向があるのかもしれない。


(「めざましテレビ」『スゴ撮』10月26日放送分より)

(FNNプライムオンライン10月26日掲載。元記事はこちら

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