破れたまんじゅうに黒ゴマ付けたら“かぼちゃランタン”に! 従業員の機転で生まれた新商品が話題

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  • 製造途中で皮が破れたまんじゅうをあるアイデアで商品化
  • 皮がやぶれたまんじゅうにゴマを付けたら「かぼちゃランタン」みたい
  • アイデアを出した従業員に反響を聞いてみた

廃棄せずに売ってみたら…

食べ物にちょっとした傷などがついてしまうと、商品として扱えなくなってしまう場合がある。

そのような中で今、製造途中の傷で本来ならば販売しない和菓子を、あるアレンジを加えることで商品化した“まんじゅう”が注目を集めている。

当店のかぼちゃまんじゅうは中の甘さ控えめかぼちゃ餡のカスタードのような柔らかさが売りなのですが、その柔らかさが災いして時々皮が破裂してしまうのです… 私「廃棄せず目をつけて売ってみては?」 専務「採用!!できました!!」 私「かわい〜(なんか一部ミーティみたいなのいる…)」

このようにTwitterに投稿したのは、山形県南陽市の菓子店「六味庵」。店頭で販売している「かぼちゃまんじゅう」(税込120円)を作る際、餡が柔らかいことから時々破れてしまい、これまでは商品として販売することができないものもあったという。

しかし廃棄するのではなく、皮が破れた「かぼちゃまんじゅう」に黒ゴマを付けて顔のように見立てて新たに販売したのが「かぼちゃランタン」(税込120円)だ。

黒ゴマが“目”、皮が破れた箇所が“口”に見え、怖い顔ではないがハロウィンで見かけるかぼちゃのランタンをイメージできる。


写真を見てみると、皮の破れ方やゴマの位置がそれぞれ異なるが、どれも可愛らしい表情をしている。

この投稿は話題となり、「可愛い。着眼点がナイスです」や「個性豊か」などのコメントが寄せられ2万超のいいねが付いた。(10月27日現在)

傷がついたことから廃棄予定だったまんじゅうに機転を利かせて、今の時期にぴったりな商品へと仕上げた「かぼちゃランタン」。

商品化されるまでの詳しい経緯や反響などについて、アイデアを出した六味庵の従業員にお話を伺った。

ハロウィーンも近いし売れるのでは!?

ーー「かぼちゃランタン」が商品化された経緯を詳しく教えて

かぼちゃまんじゅう自体は1、2年前から製造・販売しており、秋時期を中心に販売をしております。かぼちゃまんじゅうは中のかぼちゃ餡が柔らかいことから時々皮が破けてしまう事がありました。

先日、蒸し上げ工程で調整し切れず、ほとんどの商品が皮割れしてしまい、品物にならなくなってしまったものを見た私(従業員)が「割れた部分が口に見えるし、目をつけて顔のようにすればハロウィーンも近いし売れるのではないか」と提案したところ、専務・社長のOKを得、販売するに至りました。「かぼちゃランタン」の販売を始めたのは1週間ほど前からです。


ーーかぼちゃまんじゅうの特徴は?

当店のかぼちゃまんじゅうはかぼちゃの優しい甘さとカスタードのような柔らかいかぼちゃ餡の食感が特徴です。


ーー反響はあった?

Twitterでの投稿後、いくつかのニュースサイト様から連絡を頂戴しました。商圏としては、当店は地元のお客様が中心なので、あまりTwitterを見ている方は少なく、実店舗でお声掛け頂いたり等は今の所ありません。


ーーかぼちゃまんじゅう自体もハロウィーンを意識して始まった?

かぼちゃまんじゅう自体は1、2年前から「秋らしい商品を作ろう」というコンセプトで開発しており、ハロウィーンは意識しておりません。店自体、ハロウィーンからは縁遠い為、今まではハロウィーン商品を並べたことは無かったのですが、今年から通常品のかぼちゃまんじゅうにおばけの焼印を入れて販売してみております。
 


ーーちなみに、「かぼちゃランタン」のためにあえて皮を破裂させたりは?

商品化されたことも最近ですので、故意に皮を破裂させて製造してはおりません。


顔のように見え、ハロウィーンも近いことから「売れるのでは」と従業員のナイスアイデアから商品化に至った「かぼちゃランタン」。なお、かぼちゃまんじゅうは柔らかく、配送時に潰れなどが起きてしまう可能性があることから販売は店頭のみだという。

販売終了時期は11月頃までということなので、近くに立ち寄った方はかぼちゃまんじゅうを味わってみてはどうだろうか。また、もし「かぼちゃランタン」を見つけたら、そちらも手に取ってほしい。
 

(FNNプライムオンライン10月27日掲載。元記事はこちら

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