なぜ?年末年始の最大17連休案に二階幹事長が不快感も翌日に一転「やってみましょう」

政治・外交

  • 年末年始の最大17連休案に自民・二階幹事長が不快感
  • 西村経済再生相の説明を受けて翌日には一転
  • 解散総選挙に関する「もどかしさ」があってか?

ニュースの頭文字をタテに読み解くとキーワードが見えてくる「タテヨミ


年末年始の最大17連休案に二階幹事長が不快感

榎並大二郎キャスター:
本日の「タテヨミ」のテーマは「年末年始の休暇延長に不快感&NOということで、1行目は「迷走の発端は…二階幹事長の不快感⁉」です。


先週末に浮上した年末年始の休みの期間を延長しようという休暇分散という案です。


例えば、西村経済再生相は「1月11日までは休みとすることも含めて分散して休暇を取得するよう配慮を求めたい」と発言したことから、年末年始最大で17連休できるのではないか?と話題になりました。


密を避けるために、連休と三が日に人が集まってしまうことを避けるためにです。
ただ、この対策について26日、記者に聞かれた自民党の二階幹事長の反応は…

自民党・二階幹事長:
まだ西村くんからそういうことに対しては、聞いておりませんから、この場でお答えのしようがありません。真意はどこにあるのかということを、まだ十分に理解しておりません。


二階幹事長は渋い表情で、不快感をにじませていたわけなんです。
ということで、迷走の発端は…の「」が1行目に入ります。


では、続いて2行目は「ぐらつく休暇延長きょうも…」です。


この分散案について、閣僚からはこんな声が上がりました。
西村経済再生相は27日午前、全閣僚に対し、所管する組織などで休暇を分散する対策について協力をお願いしました。

西村経済再生相:
休暇を分散するということで、年末年始の人の流れが分散するようにお願いするものであります。


一方、萩生田文科相は閣議後の会見で…

萩生田文科相:
西村大臣から相談があった段階で、「学校は無理ですよ」ということをあらかじめ申し上げておきました。今年はもうすでに全国一斉休校を含めて授業時間が足りないということで現時点において文科省から学校に対して休業の延長等を要請することは考えておりません。


榎並大二郎キャスター:
萩生田文科相は「学校は無理ですよ」とノーを突きつけました。


加藤綾子キャスター:
新型コロナウイルスで学校が休校したり、授業の遅れが問題になっている中で、これを短期間でまた準備するのも難しいことですから、萩生田さんの考えはわかりますね。

榎並大二郎キャスター:
ということで、2行目はぐらつくの「」です。では、続けて残りの2行を見ていきます。
3行目は「進めたい…西村大臣は説明へ」
4行目は「理解は得られた?説明に幹事長は…」


西村経済再生相の説明を受けて翌日には一転

26日は不快感を示した二階幹事長。その二階幹事長のもとに27日朝、西村経済再生相が直接説明に訪れました。

西村経済再生相:
分散して密を防ぐと…


説明を受けた二階幹事長は休暇を分散する対策について次のように答えました。

自民党・二階幹事長:
(分散休暇は)いいか悪いかはやってみなけりゃ。やってみた結果、なるほどいいな、こう考えたらいいとか、また意見が出れば対応しますから。まあ、やってみましょうと。


記者:
西村大臣から説明を聞いて納得したということですか?

自民党・二階幹事長:
まあ、そういうことだと。


解散総選挙に関する「もどかしさ」があってか?

榎並大二郎キャスター:
なるほどいいなと、一転した形でした。
ということで、3行目は「進めたいの…」の「
そして、4行目は「理解は得られた?」の「」が入りまして、縦読みの時間です、加藤さん。

加藤綾子キャスター:
メグスリ(目薬)!


榎並大二郎キャスター:
そう、浮かび上がってきたキーワードは「二階から目薬」ことわざですよ。


榎並大二郎キャスター:
「物事が思うようにいかずもどかしいこと。回りくどくて効果がない」という意味なんですけれども、26日に二階幹事長はなぜ不快感を示したのか?こんな理由があるんじゃないかなと思ったわけなんです。


二階幹事長は27日は前日の記者に対して、「解散は明日あってもおかしくない」と話していて、早期の解散総選挙はあくまで頭にあるということを示していたわけです。


つまり、そんな中で年始休みを延長すると、1月の上旬にも予定される通常国会の召集に重なってきて、二階幹事長は「そうなったらどうなるんだろう?」と、もどかしい思いが頭をよぎったのではないか?ということなんです。


加藤綾子キャスター:
政治日程に関する「もどかしさ」があってのことかもしれないってことですよね?そっちに対しての怒りなんですね?

榎並大二郎キャスター:
怒りやもどかしさ、何かちょっと引っかかったのか?結局この時には、もし休み延長となっても国会召集には影響はないですよというふうにもおっしゃっていたわけです。

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏:
ただ、危機管理だから誰かが何か新しいアイデアを決めてやらなきゃいけない。こういう時って難しいんですよ。「俺は聞いていない」という人が必ず出てきますし、それをやるための根回しをやってそれで発表というのが常道なんですけどね。時間がなかったのか、急いだのかわかりません。


榎並大二郎キャスター:
どの世界でも根回しと説明というのは大事なんだなというのがわかるような場面でしたね。
今日のタテヨミでした。

(イット!10月27日放送分より)

(FNNプライムオンライン10月27日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース