「首相の任命拒否 想定せず」 2004年に内部文書作成

政治・外交


日本学術会議の任命拒否問題をめぐり、政府が会員の推薦方法を変えた2004年に、「首相の任命拒否は想定しない」とする内部文書を作成していたことがわかった。

立憲民主党の議員が入手した総務省の説明資料は、会員を選ぶ際、「学会の推薦による方式」から現在の「会員が推薦する仕組み」に変更した2004年の法改正当時のもの。

この中で首相の任命について、「日本学術会議から推薦された会員の候補者につき、内閣総理大臣が任命を拒否することは想定されていない」と明記されている。

この問題をめぐっては、1983年に政府が国会答弁で、首相の任命は「形式的」と答弁していた。

加藤官房長官「推薦の通り任命が行われてきた実績を鑑み、内閣総理大臣が任命を拒否することは想定されていないと、当時の認識がそこで記されているということは承知をしております。ただ、内閣総理大臣が、推薦の通り任命しないことが法的に許容されないということを述べたものではない」

加藤官房長官は文書の存在を認めたうえで、「推薦通り任命しないことが法的に許容されないということではない」と説明したが、今後の国会審議で野党の追及が激しくなるとみられる。

(FNNプライムオンライン10月27日掲載。元記事はこちら

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