携帯料金値下げへ 乗り換え円滑化など 総務省が「アクションプラン」発表

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スマホの乗り換えを今よりも手軽に。

政府が、携帯料金の値下げに向けたアクションプランを発表した。

武田総務相「事業者間の競争を促進し、結果として主要国と比較して遜色のない料金サービスを早期に実現したい」

総務省は27日、携帯料金の値下げに向けたアクションプランを発表した。

「わかりやすい料金サービス」や「事業者間の公正な競争」、「乗り換えの円滑化」の3つの柱を掲げている。

例えば、乗り換えの円滑化では、カードの差し替えがいらない「eSIM」の促進を挙げている。

携帯会社を乗り換える場合、SIMカードと呼ばれる契約者の情報を書き込むカードの差し替えが必要だが、「eSIM」の場合は、SIMカードの機能が端末に内蔵されていて、すぐに回線を切り替えることができるため、乗り換えが手軽に行えるという。

このほか、今回のアクションプランには、データ接続料について、2020年度から3年間で5割減を目指すことが盛り込まれている。

さらに、番号ポータビリティーを行う際にかかっていた3,000円の手数料の無料化や、乗り換え後もキャリアメールのアドレスを使用できるようにすることなども検討するとしている。

また、大手携帯会社に対しては、格安スマホ事業者に貸している回線使用料の引き下げも求めるとしている。

格安スマホ利用(30代)「そもそも高いので、この流れにのって変えた方が、1年、10年で考えるといいと思う」

大手利用(20代)「(今の通信料は?)高いです。安くしてほしい。ただ、値段だけでは変えづらいというのもあるかもしれない」

大手から格安スマホまで扱う携帯ショップの店長からは、こんな懸念も。

携帯の王子様 武蔵小杉駅前店・小財仁統括店長「料金プランが下がることによって、結果、端末料金が上がったり、オプションサービスが有料化されたり、帳尻合わせで平らになってしまう可能性はある」

政府は、料金プランや乗り換えのメリットをわかりやすく説明する専用サイトを年内にも開設する方針。

こうした中、KDDIは、UQモバイルの通信料20ギガバイトのプランで、月額4,000円を下回る新料金プランを早ければ2020年度中にも導入する方針を固め、近日中に詳細を発表する見通し。

国際水準に比べ高いと言われ続けてきた日本の携帯料金。

消費者が値下げを実感できるようになる日はくるのか、菅政権の手腕に注目。

(FNNプライムオンライン10月28日掲載。元記事はこちら

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