高級車「クラウン」オークション 「維持費かさむ」町が“決断”

政治・外交 社会


愛知・北西部にある扶桑町。

町は、これまで議長の公用車として保有していた高級車「クラウン」を10月、インターネットオークションで売却した。

愛知・扶桑町 杉浦敏男議長「約203万円と聞いている。こういう時期なので、よかったと思っている。これからはそういう時代ではないかと」

あまり利用していないにもかかわらず、維持費がかさむことから、議会で決めたという。

今後は、町長の公用車である同じクラウンを、議長と2人で使用するという。

高すぎる公用車が各地で問題化する中、脱公用車の1つの見本となるのだろうか。

公用車をめぐっては、千葉・市川市の市長が2019年、1台1,000万円を超えるアメリカの電気自動車「テスラ」を導入したことに市民が反発。

契約解除に追い込まれた。

また、10月には...。

兵庫県・井戸敏三知事「排気量が大きい方が走行能力も高いし、安全性も高い。知事車としてもふさわしい。乗ってみてください」

兵庫県や山口県が1台およそ2,000万円もする最高級車、トヨタの「センチュリー」を公用車として導入したことに、県民などから批判の声が上がった。

こうした中、公用車の新たな使い方を模索する自治体も出始めている。

スクールバスのマークが貼られたミニバン。

実は、群馬・渋川市の市長公用車だった。

子どもたちは、「黒色が光ってて、なんかかっこいい」、「前よりも人が少なくて、コロナウイルスを避けられていいと思います」などと話した。

渋川市では、スクールバスが「密」にならないよう、2020年8月から、児童・生徒の送迎に市長公用車を使用。

代わりに市長は、職員なども利用する一般の公用車を公務に使っている。

群馬・渋川市 高木勉市長「公用車に対する市民の考え方とか変わってきてますし、公務に十分な車であればいいと私は思っている」

時代とともに変わる公用車の在り方。

すべては、各自治体トップのかじ取り、ならぬ、ハンドルさばき次第。

(FNNプライムオンライン10月30日掲載。元記事はこちら

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