松井氏 維新の会代表近く辞任へ 都構想再否決から一夜

政治・外交


大阪都構想の再度の否決から一夜、大阪市の松井市長が大阪維新の会の代表を、近く辞任する意向であることがわかった。

大阪都構想の住民投票による否決を受け、市長の任期終了後に政界を引退すると明かしていた松井市長。

一夜明け、2日。

大阪維新の会代表・松井一郎大阪市長「ああいう民意が出たので、民意をしっかり受け止めて、この結果を真摯(しんし)に受け入れるとともに、謙虚に市政運営をやっていこうと」

大阪維新の会の代表を、近く退く意向であることがわかった。

後任には、代表代行を務める吉村知事が有力視されている。

わずか1万7,000票差での否決。

今回の結果を受け、大阪市民は「二重行政に対して考えるチャンスはもらったので、否決されたうえで、どういうふうに進めていくかなと。楽しみ半分、不安半分」、「直前になって、反対の巻き返しがすごかったので、そこの結果が出たのかなと」などと話した。

大阪都構想の生みの親で、元大阪市長の橋下徹氏は、フジテレビの「Live News イット!」に生出演し、5年前に続き、再び否決されたことについて、「僕が知事についた2008年の状態は、府と市が対立していて、病気状態だった。『これ何とかしないといけない』という思いで、薬、大阪都構想運動というものをやって、いろんな改革をやって二重行政をなおしていった。松井さん、吉村さんがどんどんなおしていった。すなわち病気が治ってきてしまった。病気が治ってきた段階で、薬がいるのとなると、みんな『いるの? 副作用はどうなの?』と心配になる。予防的手術として、体にメスを入れるとなると、みんな不安になってしまった。でも、それは政治家として本望なのでは。『今のままでいいのではないか』、『あえて変える必要はないのではないか』というのは、ある意味、大阪のかつての病気状態が治ったと自分で納得しています」と述べ、維新の会が行ってきた改革が、結果的に今回の否決につながったと分析した。

大阪維新の会は、大阪都構想の看板政策を事実上断念することになり、菅首相とも関係を築いてきた松井市長らの失速は今後、国政にも影響を及ぼす可能性もある。

(FNNプライムオンライン11月3日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース