東京3年ぶり 木枯らし1号 北海道は空気が乾燥 コロナ“高止まり

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冬の足音が近づく全国各地。
4日朝の日本付近は、冬型の気圧配置となり、今シーズンで一番の強い寒気が流れ込んだ。

青森県の酸ヶ湯では、午前8時には雪が18cmも積もった。

酸ヶ湯では、「すごいね、いっぺんにこんなにたくさん降るのは初めてだ。去年はいっぺんに、そんなにたくさん降らなかったよ」との声が聞かれた

一方、東京では4日未明に、木枯らし1号が吹いた。

2019年と2018年は条件を満たさなかったため、東京の木枯らし1号は3年ぶりとなる。

街では、「ちょっとベランダへ出て、きょう寒いなって。マフラーして来ちゃったんですけど」との声が聞かれた

都心では、湿度が今シーズン初めて30%を下回り、午後3時すぎには27%にまで下がった。

こうした中、北海道や東北地方などを中心に、全国でコロナ感染者が再び増加傾向に転じている。

北海道では、10月中旬あたりから感染者が増え始め、2日は96人と過去最多を記録。
4日も75人の感染が確認されている。

感染者が増加傾向にあるのを受け、北海道の鈴木知事と札幌市の秋元市長は4日、緊急会談を行った。

鈴木知事「これから、さらに寒くなってきますし、空気も乾燥してくるという状況もあって、今まさに正念場であると思っている」

鈴木知事と秋元市長は、すすきのなど、繁華街で注意喚起を協力して行うとしている。

東京都では4日、新たに122人が、新型コロナウイルスに感染。

重症者の数は3日から3人増えて、35人となっていて、東京都の幹部は、「警戒を要するレベルにきている」としている。

いったい、この季節になぜ感染が増えているのか。

その要因の1つとして、指摘されているのが「空気の乾燥」。

10月に発表されたスーパーコンピューター「富岳」による飛沫(ひまつ)のシミュレーションによると、湿度が90%の室内でせきをした場合、青色の小さな飛沫は前方に飛ぶが、赤色や黄色などの大きな飛沫は、多くが机に落ちる。

しかし、湿度が30%と低くなった場合、青色の小さな飛沫の多くが前方に飛び、机に落ちた大きな飛沫も、どんどん小さな飛沫に変わり、空気中に舞うのがわかる。

空気が乾燥することで、飛沫が急速に蒸発し、微粒子となって拡散してしまう。

この空気の乾燥に頭を悩ませていたのが、都内にある焼き肉店「焼肉 敷島」。

「焼肉 敷島」では、加湿器を2台置いていたが、各テーブルにダクトが取りつけられているため、なかなか効果がなかった。

そこで、加湿器を4台へと増やし、乾燥対策を行った。

焼肉 敷島・朝倉亜美さん「コロナ前より減ってきているが、常連の方など戻ってきている。加湿器やいろんな面で安心してもらって、いろんな方に、お店に来てもらえればなと」

(FNNプライムオンライン11月4日掲載。元記事はこちら

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