“学術会議”“原発建設” 衆院予算委で与野激論

政治・外交


国会では、衆議院の予算委員会で、菅首相と立憲民主党の枝野代表らが、日本学術会議が推薦した会員候補の任命拒否をめぐって、激しい論戦を展開した。

立憲民主党・枝野代表「総理に(任命の)実質的判断権があるなら、自由裁量ですか」

菅首相「推薦した方々を、必ずそのまま任命しなければならないことではないという点については、内閣法制局の了解を得た政府の考え方です」

加藤官房長官「会員の任命について、国民および国会に対して責任を負えない場合まで、推薦通り任命しなければならないわけではない」

立憲民主党・枝野代表「今回の6人は、任命したらそういう(国民や国会に責任を負えない)ことになる人たちか。そうお認めになった、いいですね」

菅首相「政府の法案に反対しているから、特定の分野の研究者だからということで、任命を判断したわけではない」

さらに、立憲民主党の辻元副代表も、任命拒否の経緯を菅首相にただした。

立憲民主党・辻元副代表「105名(推薦が)出されていて、6人が外されたと、総理が名前も含めて自覚したのはいつかと」

菅首相「99名の決裁をする前です。決裁を99人であがってきたその前に、こういう形であげてますからという形です」

立憲民主党・辻元副代表「誰から聞きましたか」、「誰から、誰から聞いたの、総理ですよ」

菅首相「たぶん杉田副長官だと思います」

一連の質疑で菅首相は、任命拒否について「個々人の任命の理由については、人事に関わることだから、控えたい」と繰り返した。

一方、政府が掲げる温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする目標をめぐり、枝野氏が「原子力発電所の新設や増設を視野に入れているのか」とただしたのに対し、菅首相は、「現時点で原発の新増設は想定していないというのが、政府としての明確な考えだ」と強調した。

5日は、参議院に舞台を移し、予算委員会の質疑が続けられる。

(FNNプライムオンライン11月4日掲載。元記事はこちら

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