トランプ氏、一方的に勝利宣言 開票中止求める

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アメリカ大統領選の開票作業が続く中、現職のトランプ大統領が一方的に勝利を宣言し、混乱が起きている。

共和党・トランプ大統領「この選挙に勝つ準備をしている。率直に言うと、すでに勝利している」、「外に出て素晴らしいことを祝おうとしていた」、「フロリダは大きな勝利だ。テキサスもオハイオも(大きな勝利)」

現地時間4日未明に行われた演説で、一方的に“勝利宣言”を行ったトランプ大統領。

勝利宣言はこれまで、敗北した候補からの祝電を受けてから行われるのが通例となっており、このタイミングで行われるのは異例のこと。

世界が注目した運命の日。

全米各地で、両候補の支持者が盛り上がりを見せる中、ホワイトハウス周辺では、反トランプ派とみられる団体が集まり、デモ行進が始まると、支持者同士の小競り合いが発生。
地元警察が制止する場面も見られた。

選挙人の獲得数は大接戦。

大票田のフロリダ州やテキサス州、重要州のオハイオ州などでは、トランプ大統領の勝利が確実に。

一方、バイデン氏は、長く共和党の地盤だったアリゾナ州で優勢、過半数270をめぐり、激しい競り合いとなっている。

郵便投票を含む期日前投票の利用者が1億人を超えたため、開票作業が遅れ、依然として勝敗が決していない州がある中で、トランプ大統領は「彼らは勝てないとわかったら、裁判に持ち込むつもりだった。これは国民に対する詐欺行為であり、侮辱だ。私たちは最高裁へ行き、投票を停止させたい。午前4時になってから、票を足すような行為はさせないぞ」と述べ、最高裁に訴え、集計を止める考えを示した。

一方、バイデン氏は「すべての票を数えるまで選挙は終わらない」と述べた。

民主党・バイデン氏「結果が出るまで時間がかかることはわかっていたが、場合によっては、明日の朝、またはもっとかかるかもしれない」、「これまで前例のない郵便投票のため、時間がかかると思った。辛抱強く待つのみだ」

勝敗を左右する3つの接戦州。

その郵便投票の扱いをめぐっても、両者は真っ向から対立している。

(FNNプライムオンライン11月5日掲載。元記事はこちら

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