米大統領選 開票めぐり対立と混乱 カギ握る郵便投票は

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混乱が続くアメリカの大統領選挙。

バイデン氏の優勢が伝えられる一方、トランプ大統領は、郵便投票などをめぐり批判を繰り返している。

バイデン支持者が全ての票の集計を求めたデモを行っているが、すぐ近く、数メートル先では、トランプサポーターもデモを行っている。

至近距離でにらみ合っている状態。

開票をめぐり、一触即発の緊迫した状態になっているのは、激戦州ペンシルベニアのフィラデルフィアにある開票所。

この開票所の襲撃を計画したとして、5日夜に男1人が拘束された。

地元警察が武装したグループが襲撃を計画しているとの情報を受け、警戒していたもので、武器などが押収された。

対立と混乱が続く、異例の大統領選挙。

獲得した選挙人は、トランプ大統領の214人に対し、バイデン候補が253人と、過半数の270まであと17人に迫っている。

こうした中、5日夕方にホワイトハウスで記者会見を行ったトランプ大統領は、郵便投票で不正が行われていると、一方的に主張。

トランプ大統領「合法な票のみを数えれば、わたしの楽勝だ。遅れて到着した違法な票を数えれば、彼ら(バイデン陣営)は選挙結果を盗むことができてしまう。証拠がたくさんあるので、最高裁で争われることになるだろう」

徹底抗戦の構えを見せたが、具体的な証拠は何一つ示さなかった。

このため、会見を中継していたアメリカの主要メディアは、虚偽の情報を拡散しているとして、中継を途中で打ち切る異例の対応を取った。

さらにトランプ大統領は、ツイッターにも「詐欺行為をやめろ!」などと、次々と投稿。

こうした投稿に対し、ツイッター社は、誤解を招いている可能性があると警告するラベルをかぶせ、投稿を表示させない措置をとっている。

追い詰められたトランプ大統領。

一方、優勢が伝えられるバイデン氏は。

バイデン候補「集計後、わたしとハリス(副大統領候補)が勝者になることに疑いはない。皆さんには冷静でいてほしい」

開票を続けることの重要性をあらためて強調する一方、トランプ大統領の名前を一度も口にせず、直接的な批判は避けた。

まだ、開票結果が出ていない6つの州のうち、バイデン氏が優勢となっているアリゾナ州とネバダ州の2つを取れば、バイデン氏が過半数に達する。

いずれの州も、開票に時間がかかる郵便投票が勝敗を大きく分けることになるが、ノースカロライナ州では12日、ネバダ州では10日までに到着した分を集計するとしている。

このため、さらに接戦が続いた場合には、結果判明の時期がずれ込む可能性も出てきている。

(FNNプライムオンライン11月7日掲載。元記事はこちら

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