秋篠宮さまの「皇嗣」を宣言 陛下から授けられた“刀”は...

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お代替わりを締めくくる「立皇嗣の礼(りっこうしのれい)」。

秋篠宮さまが、皇嗣としての決意を述べられ、8日午後に行われた「朝見の儀(ちょうけんのぎ)」では、17年ぶりに皇后・雅子さまのおことばもあった。

長男・悠仁さまに見送られ、晴れの儀式に向かわれる秋篠宮ご夫妻。

秋篠宮さまの皇嗣としての地位を、天皇陛下が公に示される「立皇嗣の礼」。

午前11時、その中心的な儀式である「立皇嗣宣明の儀(りっこうしせんめいのぎ)」が、皇居・宮殿で最も格式の高い正殿「松の間」で行われた。

張りつめた空気の中、歴代皇太子の装束とされる黄丹袍(おうにのほう)に身を包んだ秋篠宮さまと、小袿(こうちぎ)、長袴(ながばかま)姿の紀子さまが松の間に入られ、続いて、天皇だけが身につけられる装束・黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)をお召しになった陛下と、御小袿、御長袴の皇后・雅子さまが中央の台座に立たれた。

天皇陛下「本日ここに、立皇嗣宣明の儀を行い、皇室典範の定めるところにより、文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」

秋篠宮さま「皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」

国民を代表して、菅首相がお祝いの言葉を述べ、儀式は終わった。

このあと、秋篠宮さまは、宮殿の車寄せから、格式の高い儀装馬車にご乗車。

側近がささげ持っているのは、陛下から授けられた皇太子の守り刀として天皇家に伝わる「壺切御剣(つぼきりぎょけん)」。

皇嗣・秋篠宮さまを祝福するかのような、心地よいひづめの音。

秋篠宮さまは、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」に臨み、宣明の儀を終えたことを、神々に報告された。

そして秋篠宮さまは、両陛下にお礼をする国の儀式「朝見の儀」に臨まれた。

秋篠宮さま「本日は立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ入りました。皇嗣としての務めを果たすべく、これからも力を尽くしてまいりたく存じます。ここに謹んで御礼申し上げます」

天皇陛下「本日、立皇嗣宣明の儀が行われたことを誠に喜ばしく思います。これまでに培ってきたものを十分にいかし、国民の期待に応え、皇嗣としての務めを立派に果たしていかれるよう願っています」

皇后・雅子さまは、公式行事としては2003年以来、およそ17年ぶりに、おことばを述べられた。

皇后・雅子さま「この度の御儀が滞りなく行われましたことを喜ばしく思います。どうぞこれからもお健やかにお務めを果たされますように」

陛下の即位から1年半余り。

皇位継承にともなう一連の国の儀式は、8日の「立皇嗣の礼」をもって終わった。

(FNNプライムオンライン11月8日掲載。元記事はこちら

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