“子どもとスマホ”親の事情も 求められる“ルールと対策”

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子育て世代の保護者には、わかっていても、子どもにスマホを使わせる事情もあるという。

子どもとスマホ、どう向き合っていけばいいのか。

多くの子どもたちにとって、スマホやタブレットは、いまやなくてはならない遊び道具。

民間の調査でも、0歳から6歳の子どものスマートフォン使用の増加傾向が明らかになっている。

街で、子育て中の保護者に、子どものスマートフォンの使用について聞いてみると。

30代女性「外食するときは、スマホでユーチューブとかを、ぐずっちゃったときは見せている」

1歳と4歳の母・30代女性「家事するときに、この子が静かにするよう、たまにスマホをあげる」

日中は、ほぼ1人で2人の子どもの面倒を見ているという母親は、上の2歳の子どもに専用のタブレットを与えている。

0歳と2歳の母・30代女性「結構、常に見せちゃっている。下の子も生まれたので、あまり構ってあげられる時間がなくて」

外出先などで、子どもに静かにしてほしいとき、家事に集中したいとき。
大人の事情もあり、仕方なくスマホやタブレットを使わせているという声が多く聞かれた。

共働きの夫婦と、3歳の娘の3人家族。
夕方に娘が保育園から帰ってくると、母親は、すぐに夕飯の支度を始める。

その間、ほぼ毎日、娘にスマホを渡しているという。

3歳娘の母・20代「ワンオペなのに、お客さんから電話来たとか、料理で手を離せないときは動画があると飽きないし、こっちとしても安心なので助かっている」

親の事情、子どもの欲求で、もはや親子にとって、生活の一部になりつつあるスマホ。

それでも、日本小児科医会は「スマホに子守をさせないで!」というポスターを作り、視力や発達への影響を懸念し、子どもたちへのスマホやタブレットの使用をできるだけ控えるよう、注意を呼びかけている。

保護者も、子どもへの悪影響に不安を抱えている。

そのため、対策やルールを決めている家庭も。

0歳と4歳の母・30代女性「回数券制にして、使用回数を週で決めている」

6歳の母・40代女性「スクリーンタイムとかで、長時間使えないようにした」

3歳の母・20代女性「自分で『あと何個見たらおしまいにする』って宣言してもらって、それ終わったら、ちゃんと自分でやめるようにする約束をしている」

子どもの発達心理学にくわしい渡辺弥生教授は、子どもにスマホを与えてしまうのは、今の時代致し方ないとしたうえで、心がけるべきことがあると指摘する。

法政大学文学部心理学科・渡辺弥生教授「勝手に見せっぱなしよりは、親子で会話のタネにするっていうのは、よりいいかなと思います。どうしようもないときに使ってるとかっていうことならいいと思うんですけど、毎日の習慣化になっちゃうのがリスクが大きい気がします」

(FNNプライムオンライン11月9日掲載。元記事はこちら

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