冬本番 北海道最多の200人 感染急増でGoTo除外も

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第3波が到来したのか。

新型コロナウイルスは、北海道で初めて200人の感染を確認したほか、東京でも、月曜日としては多い157人が確認されている。

雪かきに追われる住民。
北海道は、広い範囲に雪が降った。

その北海道では9日、新型コロナウイルスの感染者数が、過去最多の200人に達し、札幌だけで東京の感染者数を上回った。

歯止めがかからない感染拡大。

その脅威によって逼迫(ひっぱく)する、医療機関の現実を取材した。

1日の感染者数が過去最多の200人の達した北海道では、札幌市内の病院や特別養護老人ホームなど、各所でクラスターが相次いでいる。

感染者の急増の影響は、さらに「GoToトラベル」にも及ぶ可能性が出てきている。

加藤勝信官房長官「ある都道府県が、(分科会基準の)『ステージ3』相当と判断された場合には、当該都道府県を除外することも検討していただきたいという提言をいただいている」

政府は、専門家を交えた分科会で、今後、4段階ある基準のうち、「ステージ3」と判断された場合、「GoToトラベル」から北海道を除外するかどうかを検討する考え。

北海道は、7日から独自の警戒ステージを「2」から「3」に引き上げ、接待をともなう飲食店の一部などに対し、午後10時までの時短営業を要請している。

一方、東京都では9日、新たに157人の感染を確認。

1日の感染の確認が100人を超えるのは、7日連続。

小池都知事「月曜日は曜日の関係で、だいたい少ない数になるが、ここのところの傾向を見ると、抑えられるかどうかは心配している。『感染しない』、『感染させない』というのは、キーワードであります」

東京都の8日までの1週間平均は、前の週から、およそ32人多い、1日あたり201.7人。

1週間平均の感染者数は、大阪府や愛知県でも増加していて、感染拡大はさらに深刻化している。

こうした現実に、医療体制は、どこまで対応できているのか。

現場からは、厳しい実情が浮かび上がっている。

池袋大谷クリニック・大谷義夫院長「発熱患者が増えれば増えるほど、私たちの時間外の診療時間が長くなる。かなり疲弊している」

このクリニックでは、ここ最近、新型コロナの感染の疑いがある発熱患者などが増え、通常の時間帯では、すでに診察が追いつかない状態だという。

池袋大谷クリニック・大谷院長「昼休みをつぶすか、夜の診療後の時間帯を発熱の患者さんにあてています。年末年始に向けて、低温低湿度が進んでいくこの時期、医療機関は手薄になる可能性があるので、患者さんが、このあと急増するのは心配」

本格的な冬の到来を前に、新型コロナへの警戒感を強める医療現場。

現場の医師も、感染予防対策の徹底を呼びかけている。

池袋大谷クリニック・大谷院長「(暖房の)設定温度を上げてでも換気をすることが重要。さらに湿度を一定以上保つために、湿度をできれば、50~60%に保ちたいので、加湿器を利用した方がいい」

(FNNプライムオンライン11月9日掲載。元記事はこちら

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