奇跡の“色変”も…知ってる?「霧の下」だからこそ美味しくなる食べ物 その意外な理由

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  • 「霧の下」だからこそ…美味しくなる食べ物とは?
  • 霧が「お布団」に!?うま味が凝縮するワケ
  • 実は「竜田揚げ」も…天気と深い関わりを持つ食べ物

冷え込みにより発生する霧。
この霧によって、様々な食材がぐっと美味しくなっている事をご存じでしょうか?


絶景!朝日を浴びきらめく「雲海」の魅力 

今シーズン一番の冷え込みになった11月10日の東京・お台場。
この連日続く冷え込みにより、絶景が見られた場所もありました。


兵庫県にある黒井城跡で撮影されたのは、朝日を浴びて幻想的に広がる「雲海」です。
丹波霧などとも呼ばれますが、盆地の部分いっぱいに広がりました。

「霧の下」だからこそ…美味しくなる食べ物とは?

この時期にぜひ知っておきたいのは、こういった雲海や朝霧の下でとれる野菜について。
甘みやうま味が凝縮し、とても美味しくなっているのです。


例えば、京都の亀岡盆地などでとれる聖護院蕪(しょうごいんかぶ)です。


甘みも強く、約15センチと手のひらサイズのとても大きいカブです。「京都三大漬物」のうちの一つ、「千枚漬け」などに使われています。


兵庫・丹波市の柏原地域はよく霧が発生し、冷え込む場所ですが、ここで育った自然薯はその名の通り「霧芋(きりいも)」と呼ばれています。
霧芋の最大の特徴は、随一ともいわれるその粘りにあります。一方で、アクが少なく芳醇な風味もその魅力です。


他の枝豆とは少し違った特徴を持つ枝豆は、「丹波の枝豆」。
その違いはどこにあるかというと…


10月中旬ではまだ緑色をしていますが、季節が進むにつれ、色が黒く変わっていくのです。
お正月のお節料理に欠かせない黒豆は、こうして色が変わっていくことで、生まれているのです。

霧が「お布団」に!?うま味が凝縮するワケ

ではなぜ、霧によって野菜の甘みやうま味が凝縮されるのでしょうか?


盆地地形では、夜に温かい空気が宇宙空間に放出され逃げていきます。
これにより、冷え込みが強まるのですが、あまりにも逃げすぎると氷点下になり霜がおりてしまいます。


しかし、丹波地方などは霧が多く発生します。


するとこの霧が「お布団」の役割を果たし、気温が下がりすぎず、凍害を受けにくい状態にしてくれるのです。
そのため、より冷え込みが強まる季節までじっくり栽培する事ができ、朝霧のおかげで美味しくなると言われているのです。

実は「竜田揚げ」も…天気と深いかかわり持つ食べ物

関東から西は冷え込みで紅葉が見ごろになっていますが、紅葉と深いかかわりを持つ食べ物も。それは「竜田揚げ」です。


では、「竜田揚げ」と「紅葉」がどう関連しているのでしょうか?
その理由は、奈良県を流れる一級河川、竜田川にあります。


紅葉が進み、竜田川に落ちた紅葉の葉…
その漂う様子が、しょうゆに漬け込んだお肉を揚げている様子に似ているということから、「竜田揚げ」と呼ばれるようになったと言われているのです。


その思わぬ理由に、小倉キャスターも思わずにっこり。
天気と深いかかわりを持つ食材や食べ物は、案外身近にたくさんあるかもしれません。

「#あまダネ」きょうの一枚は…


山形市で10月30日に撮影されたのは、くっきりとした虹の写真。
実は、いまの季節、日本海側は雨が降ったりやんだりするので「虹のシーズン」だそう。


あまダネ!では、みなさんからこうした『季節の絶景動画や写真』のほか、『不思議な現象を捉えた写真』『お天気のギモン』などを募集しています!公
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(とくダネ!『あまダネ!』11月10日放送)

(FNNプライムオンライン11月10日掲載。元記事はこちら

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