5Gスマホ端末が3万円台の“低価格競争”に突入 各メーカーが続々参戦

経済・ビジネス 技術

  • 通信料の格安プランに続き5G端末も格安競争へ
  • ソフトバンク、ドコモ、KDDIが3~4万円台
  • 5G端末の普及でコンテンツ充実、エリア拡大へ

 “低価格”競争に各メーカー参戦

プラススタイル・近藤正充取締役社長:
「5Gにもコスパを」というところで、価格も3万9,800円。ほかの5G端末と比べても安いレベルにあるのではないか。


ソフトバンクグループのプラススタイルが3万円台の5G対応端末の取り扱いを10日発表した。


イヤホンジャックを搭載し、ハイレゾ、CDを超える高音質音源の再生にも対応。
背面に4眼カメラを搭載し、AI処理による高解像度の写真撮影が可能になっている。


また、SIMフリーで携帯会社を選ばず使用することもできる。
メーカーは、テレビなどを作っている中国のTCL。
中国市場への出荷を見込んで、部品などを大量に安く調達することができるため、低価格を実現できたという。


ドコモ、KDDIも3~4万円台の端末

これに先駆け、1週間ほど前にNTTドコモは3万円台の端末を発表。


KDDIも中国のシャオミ製の端末を4万3,000円ほどで発売している。


現在、5Gの国内での使用可能エリアは都市部に限られているが、携帯端末を扱うショップでは、10万円を超える端末から3万円台の端末まで並んでいる。

ビックカメラ有楽町店 大墨拓巳さん:
5Gの端末は今続々と出ている状態で、注目度は高くなっている。5Gの機種や新発売された端末は手に取る人が多い。

各社がこぞって打ち出した通信料の格安プランに続き、5Gは端末までもが格安競争に突入している。

世界では3万円台のスマホが6割

三田友梨佳キャスター:
IoTNEWS代表の小泉耕二さんに聞きます。
スマートフォンは高機能だけど高価格というイメージがありましたが、随分と低価格のものも出ているんですね。

IoTNEWS代表・小泉耕二氏:
先を行っている中国の場合ですが、5Gに対する期待値も高くて、VRとかオンラインゲーム、eスポーツなど5Gならではの体験への期待も高い状態です。

VTRにもありましたが、部品を大量に仕入れることで、端末価格を下げることができるようになっているとも言われています。
実際に中国では、2019年末から5Gがスタートしていますが、スタート時にシャオミが中国国内で販売した端末は3万円程度でした。その後さらに競争が激化して、2万円台、1万円台の5G端末も登場している状態です。

こうした低価格競争もあって、中国ではすでに1億人が5G端末を所有している実態があるとも言われています。


三田キャスター:
ということは、日本でも今後一気に5G端末の普及が進んでいくということでしょうか?

小泉耕二氏:
低価格スマホの登場でその可能性は高まると思います。
スマホは世界的に3万円台、7万円台、10万円台とだいたい3つの価格帯に分かれています。

世界では3万円台のスマホが約6割程度占めているという、低価格がシェアをとっている状態なんですが、日本は低価格のスマホの販売数は実は少ないです。なので、こういった価格帯の5G端末が出るのは当然のことに思えます。

5G端末が普及することで、5G向けのコンテンツが充実することになります。
実際に購入した人の面白い体験談が口コミで広がることによって5G端末じゃないといけないなと思う人が増えて、5Gの端末購入が促されると思います。

現在、キャリアによるエリア拡大が課題になっていて、5G通信ができないと端末があっても仕方ないと言う人もいますが、スマホが買いやすくなって、端末台数も増えてくると、エリア拡大にも弾みがつくと思います。

三田キャスター:
5Gの良さがまだわからない方も多いと思いますが、5Gで利用したい魅力的なサービスがさらに増えていくことをまず期待したいと思います。

(「Live News α」11月10日放送分)

(FNNプライムオンライン11月11日掲載。元記事はこちら

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