クマがカメラ前で柿食べる 4日連続現れ厳重警戒

社会


雑木林にある、1本の柿の木。

その枝に現れたクマが、柿を頬張っていた。

発見されたのは、石川・金沢市湯湧地区。

11日午前6時半ごろ、FNNのカメラがとらえた。

枝を伝いながら、器用に移動していく。

木の上で、1時間以上にわたり、柿を食べていたクマ。

その後、茂みに姿を消していった。

この地区の住民によると、周辺では、4日連続でクマが現れているという。

住民「(クマ出没は)ことし初めて。きのう1階降りた際に、もうどこか行ったかなと思ったが、けさ見たら、また(木に)上がっていた」、「3日くらい前、日曜日にはいたのでは。狩猟解禁までダメとか、周りに住宅あるからだとかという理由。くわしいことは、よくわからない」

クマが現れた現場は、近くに住宅や旅館がある。

警察の許可がないかぎり、駆除に銃を使うことができない。

そこで金沢市では、おりを設置することにした。

周辺の小中学校では、車で児童や生徒の送り迎えをするよう呼びかけたという。

一方、クマによる被害も出ている。

木の幹にくっきりとついた傷。

クマの爪痕とみられる。

兵庫・佐用町で、11日午前8時前、散歩していた69歳の女性が、クマに襲われた。

女性は、自力で自宅に逃げ帰ったということだが、右腕をかまれ骨折。

顔にもけがをして、重傷。

近くの住民は、最近、クマが現れることが多いと話す。

男性「山を一晩、10km、20km動くから、こっちの山からあっちの山に移動したりする」

現場には、親子とみられる2頭のクマがいた。

このうち、大きいクマが女性を襲ったという。

この現場近くにも、柿の木があった。

2020年は、柿がよく実っているという。

住民「特に、この時期になると冬眠前なので、ことしは柿の被害が結構あるみたい。柿が一番(被害が)多いです。果物が好きなのか」

現場では、クマの目撃情報などが相次いでいることから、警察は、付近の住民に警戒を呼びかけている。

(FNNプライムオンライン11月11日掲載。元記事はこちら

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