「日本留学」夢見た息子を失った父は パリ同時多発テロから5年

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130人が犠牲になったフランスのパリ同時多発テロから、13日で5年がたつ。

今もテロが相次ぐ現状に、事件の遺族が心境を語った。

2015年11月、パリの劇場バタクランでは、ロックバンドのコンサート中に、イスラム過激派のテロリストが銃を乱射し、90人が亡くなった。

フランス国内でテロが多発する中、5年前の現場でも、警察官が警備にあたっている。

パリ在住のステファン・サラドさんは、日本への留学を希望していた長男のユーゴさん(当時23)を、このテロで失った。

ステファン・サラドさん「長い5年間だったのに、きのうの出来事のような気がする。時間がたっても、痛みは残っている」

サラドさんは、10月に起きたイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業で見せた教師が殺害された事件など、今もテロが相次いでいることに心を痛めている。

サラドさん「5年たっても状況が変わっていない。その事実が一番つらい」

亡くなったユーゴさんの遺志を継ぐため、サラドさんは、日本への留学を支援する奨学金を設けていて、異文化を学ぶことで、社会の分断を解決していきたいと訴えている。

(FNNプライムオンライン11月13日掲載。元記事はこちら

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