“第3波”警戒...広がる「市中感染」 札幌市は外出自粛要請へ

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さらなる感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス。

これまでとは違う、ある変化が見えてきた。

感染拡大が続く新型コロナウイルス。

16日、全国で確認された新規感染者は950人。
依然として高い状態が続いている。

東京都で確認された感染者は180人。

比較的少なくなる傾向がある月曜日に、2週連続で150人を超えた。

北海道では、札幌市の124人を含む189人の感染も確認。

鈴木知事と札幌市の秋元市長が緊急の会談を行い、感染リスクを回避できない場合は、札幌市内での不要不急の外出自粛などを道民に求めることで一致した。

北海道・鈴木知事「札幌市については北海道における警戒ステージの4に相当する。感染リスクを回避できない場合については不要不急の外出を控えていただく。道民の皆さまに対しては、札幌との往来を自粛していただく」

高まる感染拡大への懸念。

現在の状況について専門家は...。

昭和大学 医学部・二木芳人客員教授「もう第3波に入っているというふうに考えた方がよいと思う。GoToキャンペーンやイベントの規制緩和、その流れで少し気持ちが緩んでいる。非常になかなかコントロールが難しい」

感染拡大の第3波。

患者の傾向に、これまでとは違うある変化が起きている。

東京都で第2波のピークだった8月1日までの直近7日間では、20代と30代が感染者全体のおよそ6割を占めていた。

ところが、11月15日までの直近7日間を見てみると、40代から50代の感染者が増え、幅広い年代で感染者が増加していることがわかる。

昭和大学 医学部・二木芳人客員教授「20代・30代の若い人たちだけでなく、中高齢者層にも広がっていってるということをみると、市中感染の様子を示している。誰でもどこでもいつでも感染する」

高齢の患者が増えると懸念されるのは、重症患者の増加。

東京都の16日の重症者は40人となっている。

昭和大学 医学部・二木芳人客員教授「重症化する人、そこからお亡くなりになる方が今後増える懸念がある。ここで一度政府が強いメッセージを出して、さまざまなGoToキャンペーンを継続しながら、感染症を食い止めるための対策をしていかなければならない」

そして、重症者の増加で、病床の逼迫(ひっぱく)も深刻な状況に。

宮城県では15日午後4時の段階で、新型コロナに対応したベッド91床に対し入院中の患者が71人。

病床占有率は80.2%に達している。

宮城県・村井知事「今後、ますますこれがどんどん拡大傾向にあってベッドが埋まりそうになってくる。そうなると(県独自の)緊急事態宣言ということもあり得ると思う」

11月に入ってからの新型コロナによる死者数は、16日までに全国で136人にのぼっており、早急な対応が求められる。

(FNNプライムオンライン11月17日掲載。元記事はこちら

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