高額公用車“解約”申し入れ 知事「乗ってみて...」に物議

政治・外交


各地で「高すぎる」と物議を醸している最高級の公用車をめぐる問題。

 

高級車センチュリーを、兵庫県でも知事が使っていたが、18日、県議の1人が解約を申し入れた。

 

7年間のリース料、2台で4,200万円なり。

 

兵庫県・井戸知事「走行能力も高いし、安全性も高い。知事車としてふさわしい」

 

トヨタの最高級車・センチュリーが、高すぎる公用車として問題になっている兵庫県で、18日、動きがあった。

 

「乗ってみてください」と話していた井戸知事宛てに、兵庫県議の1人が、センチュリーの契約解除を求める申し入れを行った。

 

兵庫県議会・丸尾牧議員「センチュリーのリース額が(1台)2,100万円ほどになりますので、(契約解除の)違約金を払ったとしても、例えば(代わりに)燃料電池車をリースしたとしても、300万円とか400万円のお金が逆に余ってくる」

 

高すぎる公用車に迫られる変革。

 

東京・あきる野市は、2020年3月、市長専用車自体を廃止した。

 

市長の移動に使われるのは、職員と共用のトヨタ・プリウス。

 

東京・あきる野市 村木英幸市長「(不便さはない?)遠くに行くときは電車で行きますし、近場はこの車で行きますので、全く支障はない」

 

話題のセンチュリーについて聞くと、「その県のことを論評することは控えたいが、うらやましいということはある。(なぜうらやましい?)センチュリーの乗り心地はいいんじゃないでしょうか。乗ったことありませんけど」と、本音も口にした。

 

トップの決断で変えることのできる、公用車の在り方。

 

長野県・阿部守一知事「センチュリーの使用頻度は低い状況。なので売却したい」

 

長野県は、公用車として所有してきた、このセンチュリーの売却を決断した。

 

購入したのは、20年前。

当時販売されていたモデルで、価格は1,134万円だった。

 

走行距離は、6万km。

20年使用しても、公用車の更新基準の11万kmには及んでいない。

 

その理由は、歴代の知事たちが、センチュリーではなく、ミニバンタイプの公用車を使ってきたこと。

 

きっかけは、2000年に就任した当時の田中康夫知事の決断だった。

 

長野県・田中康夫知事(当時)「ふんぞり返って大きな黒塗りに乗る時代ではなく、(ミニバンなら)車の中でも、食事をしながらでも、きちんと話ができ、書類作成もできる」

 

かなり前から始まっていた、高すぎる公用車からの脱却。

 

県所有のセンチュリーは、2021年1月にインターネットオークションで売却することが決まっている。

 

センチュリーは知事車にふさわしいと考える、兵庫県の井戸知事。

 

18日の契約解除の申し入れに対しては、どう応えるのか。

(FNNプライムオンライン11月18日掲載。元記事はこちら

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