東京534人 警戒“最高”レベル 専門家「急速な拡大の局面」

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東京都の新規感染者は、534人。

過去最多となった18日の数をさらに上回った。

街の人は「ちょっと驚いています」、「毎日続くとちょっと心配」などと話した。

小池知事は、都の警戒度を最高レベルに引き上げるとともに、19日午後、新たな呼びかけを行った。

「会食はぜひ、小人数で5つの小を強く意識してください」

午後5時すぎから行われた、小池都知事の緊急会見。

東京都・小池知事「専門家の皆さま方からの分析でございますが、新規陽性者と接触歴等不明者数が大幅に増加していることなどから、4段階のうち、最高レベルの『感染が拡大していると思われる』」

東京都の警戒レベルが、4段階のうち、最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げられた19日、都内では、18日の493人を上回る534人の感染を確認。

2日連続で、過去最多となった。

街では「おお~増えましたね。自分がもしかしたら、すでにかかってるかもという人数」、「正直GoToイートもトラベルも思いっきり利用しているので、そういうのもいけなかった一因かなと利用しつつ思っています」といった声が聞かれた。

東京都・小池知事「1日の新規陽性者数ですが、非常に高い水準で推移していまして、これから忘年会、クリスマスシーズンを迎えることになります。都民・事業者・行政が一体となり、気を緩めることなく、感染防止対策をあらためて徹底していただきたい」

午後1時からは、東京都のモニタリング会議が開かれ、専門家からこのまま行くと、感染者数が桁違いに増加するとの試算が示された。

国際感染症センター・大曲センター長「このペースで4週間続くと、新規陽性者は約3.1倍、(1日)約1,020人。今回は急速な感染拡大の局面を迎えたと判断」

そして、もう1つの焦点がGoToキャンペーンの行方。

国が定めた感染状況に関する6つの指標。

政府は、この指標に基づき、警戒レベルを「ステージ3」と判断した場合、GoToキャンペーンの見直しを検討するとしてきた。

現在、東京都は、5つの指標で「ステージ3」の基準値を超えている。

しかし、政府は...。

加藤官房長官「基本的にそうした考え方に、何らかの変更もないということであります」

キャンペーン見直しには慎重な姿勢。

ただ、菅首相自身は19日朝、強い警戒感を示した。

菅首相「最大限の警戒状況にある。このように認識しております」

19日も全国で、過去最多の感染確認が相次いだ。

北海道で266人、兵庫県で132人、愛知県で219人、山口県で18人、和歌山県で15人、そして千葉県でも106人となった。

19日の全国の感染者数も、すでに過去最多となっている。

大阪府・吉村知事「きょうの陽性者の数は338人。大阪としては過去最多の数。300人台に入るのも初めて。1.2倍くらいずつで確実に増えていくと、12月上旬には確実に赤信号がつく」

(FNNプライムオンライン11月19日掲載。元記事はこちら

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