幻想的な「氷の森」が岐阜の温泉地に…15m超の“氷の壁”&写真映えの“氷の翼”はどうやって作られる?

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約100mに渡って広がる幻想的な“氷の森”が岐阜県に登場。しかもこの森、たった1人の力で生み出されているのです。


マイナス10℃以下で成長する“氷の壁”

12月9日の朝、岐阜県高山市で撮影されたこちらの写真。木々が凍り付くような冷え込みになっていることがわかります。赤い実の周りも氷でコーティングさているかのようです。


実は、同じく高山市にある秋神温泉には「氷点下の森」と呼ばれる場所が…。そこでは幻想的な“氷の森”を楽しむことができるのです。


現在はまだ準備中とのことですが、ピークになってくると氷は15m以上の高さに!まるで滝が凍り付いたかのような氷の壁が現れるのです。


現在は気温がマイナス5℃くらいですが、マイナス10℃を下回ると「氷点下の森」は完成するそう。


夜には様々な色でライトアップも。

100m近くに渡って広がる幻想的な氷の森ですが、実はたった1人の力によってできあがっている絶景なのです。

10本以上のホースを使い…「氷点下の森」ができるまで

現在、ただ1人で「氷点下の森」を作成しているのは、秋神温泉の代表・小林徳博さんです。毎年9月から作成に取り掛かるということですが、どのように作られているのでしょうか。小林さんに教えて頂きました。


「氷点下の森」の元となるのは、上流にある水源です。この水源からホースで水を引っ張っているそう。ホースの長さはなんと約1kmもあるそう。


ホースの数は1本だけではなく、10本以上になるといいます。そして、そのホースには無数の穴が。この穴は作りたい氷に応じて、太かったり細かったりとメリハリをつけているそうです。

ホースから出た水しぶきが木々に付くことで、氷の塊を作っているのです。水が出過ぎたときには爪楊枝などで止める、凍ってしまったらやかんでお湯をかけるなど、9月から細やかな作業を小林さんが1人で続けてできあがっている絶景なのです。

背中から羽が生えている⁉「氷の翼」が新登場

そんな小林さん、今年はインスタ映えのためのスポットを新たに作ったそうです! それがこちらの「氷の翼」。

撮影:秋神温泉旅館 小林徳博代表
撮影:秋神温泉旅館 小林徳博代表

小林さんがタンクを背負いながら水をミストのように出して制作したといいます。


天達気象予報士が氷の翼の前に立ってみると、まるで背中から羽が生えているかのよう。小林さんがたった1人で作り上げた幻想的な氷の世界。年末年始には寒波が入ってくるため、「氷点下の森」の見ごろも近そうです。


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(とくダネ!『あまダネ!』12月11日放送)

(FNNプライムオンライン12月11日掲載。元記事はこちら

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