値下げ競争ドコモ一歩先行 5G無制限プランを1000円値下げへ…格安2980円の「アハモ」との違いは?

経済・ビジネス

携帯大手3社首脳が集まるイベント直前に驚きの発表

携帯電話料金の値下げ競争でNTTドコモが一歩先行することになった。

12月18日都内で行われた総務省が主導する産官学の団体「Beyond 5G推進コンソーシアム」の設立総会。


この場にはNTTドコモ井伊基之社長、KDDI髙橋誠社長、ソフトバンク宮川潤一副社長など携帯大手3社の首脳陣も集まり、各社が協力して5Gを推進していくことが確認された。

この大規模なイベントが始まる直前にドコモから驚きの新プランが発表された。

それは5Gが使える大容量のプランを来年の4月から1000円値下げするというもの。ドコモの現行の5G大容量プランは100GBのデータ容量で1カ月7650円(税抜き)。これが新プランでは6650円に値下げされた上にデータ容量も無制限となる。


ドコモユーザー(30代女性)
安いに越したことはないので、まあ検討したいです

携帯大手3社が現在提供する大容量プランはいずれも月額7000円台。
・NTTドコモ:100GBで7650円
・KDDI / au:無制限で7650円
・ソフトバンク:50GBで7480円


これが来年4月から無制限で6650円とする新プランでドコモは値下げ競争に一歩先行した形となる。


4Gで提供している30GBで7150円の「ギガホ」プランも、600円値下げし、6550円で容量も60GBへと倍増させた「ギガホプレミア」プランも発表した。


利用データ量が3GB以下の月は1500円割引きとなる。また他社へ乗り換える際の番号ポータビリティー手数料も廃止する。

これ以外にも今月に入りドコモは20GB月額2980円の新プラン「アハモ」も打ち出している。


ドコモの値下げプランラッシュ一体なぜ?

一体どうして相次ぐ値下げを発表したのだろうか?携帯ジャーナリストの石川温さんは…

携帯ジャーナリスト・石川温さん
アハモ」は「若い単身者」がターゲットになっています。今日発表になった新プランはどちらかというと「家族」向けという違いがあるというふうに思います

石川さんによると「アハモ」はドコモショップでは取り扱わずオンライン手続きに特化することでコストを抑えているという。しかし、今回の新プランは全国2300店舗のドコモショップでの利用サポートの継続や利用者の多い家族割引も適用されるなど「家族」に向けたプランになっているという。

具体的には3人家族が新プランの家族割引を使う場合、1人1000円ずつ割引きとなる。


しかし、この内の1人が「アハモ」に変更した場合、「アハモ」利用者は家族割引の対象から外れ、残りの2人の割引額も500円ずつに減ってしまう。


さらに石川さんによると、ドコモは第3弾の割引を用意しているという。

携帯ジャーナリスト・石川温さん
今後あまり携帯電話を使わない人向けのプランも発表される計画があります。なので全体の3つのユーザー層のうち2つをすでに発表したのが今回というところかと思います

今後KDDIは、2021年1月に携帯料金の新たな割安プランを公表する予定だという。


これに伴いソフトバンクも何らかの対抗策をうってくるとみられている。


「アハモ」と「新プラン」の料金とサービスどう違う?

ではドコモの「アハモ」と今回の新プラン「5Gギガホ プレミア」の料金とサービスの違いを比較してみると…


「ahamo(アハモ)」
●20GBで月額2980円
×キャリアメール(@docomo.ne.jp)は使用不可
×店頭サポートなし
×割引プランなし

「5Gギガホ プレミア」
●無制限で月額6650円
◎キャリアメール(@docomo.ne.jp)使用可
◎店頭サポートあり
◎割引プラン(みんなドコモ割・ドコモ光セット割・dカードお支払い割)

このように安さにこだわるならアハモ。店頭でのサポートなどがないと不安という方は新プランという選び方ができそうだ。

(イット! 12月18日放送より)

(FNNプライムオンライン12月18日掲載。元記事はこちら

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