英国からの入国制限「24日から」強化 コロナ感染者 最多3270人

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変異種の感染が広がるイギリスからの入国制限を強化する一方、全国の感染者は過去最多となった。

23日、全国で新たに確認された新型コロナウイルスの新規感染者は3,270人と、過去最多を更新。
47全ての都道府県で確認された。

埼玉県でも過去最多となる230人。
このほか、神奈川県で346人、大阪府で312人だった。

東京都では、過去2番目となる748人の感染を確認。
9日連続で、それぞれの曜日の最多感染者となっている。

年代別に見ると、20代が193人、30代が141人などとなっており、65歳以上は91人にのぼっている。

また、重症者は、22日から5人増えて69人だった。

日本医師会は23日。

日本医師会・中川会長「使命感で持ちこたえてきましたが、それももう限界です。さらに医療従事者は、誹謗中傷、差別、偏見にも苦しんでいます。どうぞ国民の皆さま、医療従事者を守ってください」

一方、イギリスで拡大する新型コロナウイルスの変異種にも懸念が高まる中、新たな動きがあった。

加藤官房長官「今般の英国における変異型ウイルスの発生を受け、これまでの実効的な水際対策措置に加え、当分の間、英国からの入国者に対する水際対策を強化することについて決定した」

政府は23日、イギリスからの入国制限を、24日から強化する方針を決定。

イギリスに滞在歴のある外国人の新規入国を拒否するほか、7日以内の短期出張をして帰国した場合には、帰国は認めるものの、現在免除されている14日間の待機をあらためて求める。

さらに、年末年始のイギリスからの日本人帰国者については、出国前72時間以内の陰性証明が必要となる。

また政府は、イギリスへの出張も見合わせるよう呼びかけた。

成田空港の検疫所では、感染防護対策を強化。

成田空港検疫所・田中一成所長「検疫官を含め、現場で対応にあたっている職員が感染しないように、防護のレベルを上げている」

検疫官はこれまで、陽性者が多く出ている国や地域からの到着便で防護服を着用していたが、今後はヨーロッパから到着する全ての便を対象にするという。

成田空港検疫所・田中所長「やはり感染力が高いという情報もあるので、できるだけ水際で可能な限り止めたい」

変異種の水際対策について、厚生労働省のアドバイザリーボード・脇田座長は、「どのように監視をするかだが、入国者で検疫で陽性になった検体は全て国立感染症研究所に送っていただいて、国内で陽性になった人と検疫で陽性になって人がいるが、国内は国内で検出された1割程度の検体をゲノム解析している。英国だけでなく、オランダやドイツ、オーストラリアでも出ている。同じ系統の株がそういうところからも出ているので、検疫では全ての陽性検体を見ていますから、それをこれからも見ていく」と話した。

(FNNプライムオンライン12月24日掲載。元記事はこちら

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