うまみ凝縮「干し野菜」の魅力 旬の食材で簡単料理

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新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、自宅での「巣ごもり生活」が続く中、家庭でも比較的簡単にできる「干し野菜」が注目を集めている。

取材すると、干し野菜には、たくさんのメリットがあることがわかった。

オレンジ、赤そして茶色。

太陽の光をたっぷり浴びて、カラカラに乾いた色とりどりの干し野菜。

気温が低く、空気が乾燥する秋から冬は、干し野菜作りに最適な季節。

生活介護の事業所で干し野菜作りをアドバイスする料理研究家に、旬の食材を使った干し野菜作りを教えてもらった。

干し野菜研究家・澤井香予さん「(エリンギの)ポイントとしては、薄めに切ってもらう方が、失敗なくできます」

ニンジンは、皮つきのまま千切り。
ミカンは房を分け、3等分にする。

ホームセンターなどで販売されている干し網に、下ごしらえをした食材を入れる。

干し野菜研究家・澤井さん「(乾燥させると)小さくなるので、下に布巾を敷いてもらってから、その上に並べると取り出しが楽です」

日の光を浴びた旬の野菜。
風通しの良い場所で乾燥させると、干し野菜の完成。

水分が抜けると縮むのが、干し野菜。

干し野菜研究家・澤井さん「(干し野菜のメリットは?)とにかく、うまみが凝縮します。フレッシュのものとは違った、歯ごたえと食感を味わっていただける」

例えば、干しキノコを使った味わい豊かな炊き込みご飯。
お餅を入れて炊くと、おこわ風の食感も。

また、干しミカンに少量の水や砂糖を加え、鍋で煮ると、干しミカンのコンフィチュールのでき上がり。

澤井さんは、作った干し野菜を透明の容器に入れて、キッチンの棚に収納。

色鮮やかな干し野菜に、キッチンはおしゃれな雰囲気に。

一方、ネットに干し野菜の画像を公開している方からは、こんな意見も。

わのわ@ゼロウェイスト修行中さん「長いこと保存できるので、フードロスみたいな家庭内で野菜を腐らせてだめにしちゃうということが防げる」

さらには、こんな利用法も。

すーきちさん「山登りをしているんですけど、ラーメンとか、うどんとか、パスタの具にしています」

都内にある東急ハンズ新宿店では、干し網の直近3カ月の販売が上昇傾向にあるという。

東急ハンズ新宿店 キッチン用品担当・岡本京子さん「自宅で食事をされる方が増えて、野菜などを乾燥させるための干し網が人気です。特に冬は乾燥して作りやすいので、こうした商品の人気が出ています」

手軽にできる干し野菜。

長引く巣ごもり生活の中、心豊かな生活を送るためのヒントの1つかもしれない。

(FNNプライムオンライン12月26日掲載。元記事はこちら

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