南アフリカ発変異種の感染力「データに基づいた評価が必要」
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南アフリカで感染が拡大している新型コロナウイルスの変異種への感染者が、28日、日本国内で初めて確認された。
変異種の感染力などについて、専門家は今後、データに基づいた評価が必要としている。
厚生労働省は28日、南アフリカからカタールのドーハを経由して、12月19日に成田空港に到着した30代の女性が、南アフリカで感染が拡大している変異種に感染していたと発表した。
変異種をめぐっては、イギリスで確認されたものは感染力が70%強くなるとの評価もあり、従来より感染力が強いとされている。
ただ、南アフリカの変異種について、国立感染症研究所の脇田所長は、まだ確かなデータがなく、感染力については不明とし、「今後の科学的な知見で明らかになってくる。そのうえで評価することが必要で、評価に基づき、警戒や対策を講じることが必要」としている。
(FNNプライムオンライン12月29日掲載。元記事はこちら)
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