2021年の相場「感染動向」次第 格言は「丑つまずき」

経済・ビジネス


政府が、緊急事態宣言を週内にも発出する方向で検討していることを受け、2021年最初の取引となる「大発会」を迎えた東京証券取引所では、日経平均株価が一時、400円以上値下がりした。

東証アローズから、フジテレビ経済部・谷リサ子記者が中継でお伝えする。

緊急事態宣言の経済への影響を懸念して、市場では、売り注文が広がっている。

セレモニーは縮小され、恒例の晴れ着姿の女性が並ぶ姿も見られない中、2021年初の取引で、平均株価の下げ幅は一時、400円を超えた。

景気の先行き不透明感が強まり、4日午前は、2020年の年末に比べ、およそ99円下げて取引を終えた。

2021年、丑(うし)年の相場格言は「丑つまずき」。
市場関係者の間では、丑年の株価は、下落傾向を見せることが多いとされている。

相場を大きく左右するのが、今後の感染動向。

ワクチンの接種が始まり、感染が抑えられれば、平均株価は3万円の大台も、との期待がある反面、経済正常化への効果が見られないと、下落に転じるとの懸念の声も聞かれる。

一方、世界経済をめぐっては、アメリカのバイデン次期政権が打ち出す政策も注目の的で、米中対立が激しくなれば、相場の押し下げにつながる。

株価は上昇基調を描くのか、格言通り「つまずく」のか、波乱含みの1年となるとみられる。

4日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、2020年の年末に比べ、99円30銭安い、2万7,344円87銭、TOPIX(東証株価指数)は、1,792.78だった。

(FNNプライムオンライン1月4日掲載。元記事はこちら

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