「1カ月未満で下火 至難の業」 尾身会長 感染拡大に危機感
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新型コロナ対策を話し合う政府の分科会の尾身会長は、首都圏の1都3県を対象とした緊急事態宣言について、解除が視野に入るステージ3まで下がるのは「1カ月未満では至難の業」との認識を示した。
分科会・尾身会長「(緊急事態)宣言そのものが感染を下火にする保証はないと思う。1カ月未満でそこ(ステージ3相当)までいくことは至難の業だと思う」
尾身会長は、緊急事態宣言を出しても対策をしなければ感染が下火になる保証はないとの見解を示した。
また、対策をしたとしても、感染状況が最も深刻なステージ4から、宣言の解除が視野に入るステージ3まで下がるのは「1カ月未満では至難の業」と述べた。
そのうえで、ステージ3は通過点として、仮に宣言が解除されてもステージ2に下がるまでは、対策をやめるのではなく、段階的に緩和していく必要があるとした。
また、宣言中の対策としては飲食など感染リスクの高い場面を避けるだけでなく、不要不急の外出自粛、テレワークを極力7割にすることなどを求めた。
(FNNプライムオンライン1月6日掲載。元記事はこちら)
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