携帯料金「値下げプラン」どう選ぶ?ドコモ・ソフトバンク・auの大手3社を読み解く

経済・ビジネス

FNN記者のイチオシのネタを集めた「取材部 ネタプレ」。
今回取り上げるのは、経済部・奥山未季子記者が伝える「携帯の値下げプラン選びどうする」。

2020年12月、NTTドコモとソフトバンクが料金値下げの新プランを相次ぎ発表。KDDIは2021年1月下旬にも明らかにする予定で、各社の競争が本格化する。
そんな各社のプランをどう選んだらいいのか、サービスの売りや販売戦略から読み解く。


若手のアイデア活かして、若者ターゲットに

経済部・奥山未季子記者:
携帯選びのポイントについてお伝えします。
12月政府の要請に応じる形で、携帯3社は値下げプランを次々に発表しました。


NTTドコモは、20GBで月額2980円(税別)のahamo(アハモ)という名前で新しいプランを発表しました。

その次に発表したのがソフトバンクで、20GBのほかにLINEが使い放題で月額2980円(税別)というプランを発表しました。

残るKDDIもこの2社に対抗した形で、同じくらいの値段の水準のものを1月下旬にも発表するのではないかと見られています。


ただ、どのプランを選べばいいのか分かりにくいですね

加藤綾子キャスター:
値段は、恐らく近いものになりそうかなと思っていますけど

経済部・奥山未季子記者:
そこで今回は、各社のロゴからプラン選びのポイントを説明します。
まず1社目はNTTドコモです。
「ダイナミックさ」や「躍動感」を感じる赤が採用されているこのドコモのロゴですが、ahamo(アハモ)のロゴを見るとちょっとかわいらしく思いませんか?


加藤綾子キャスター:
笑顔をイメージしているように感じますよね

経済部・奥山未季子記者:
この発表の時の会見の映像をご覧ください。
加藤さん、この説明をしている方に何か気づきませんか?



加藤綾子キャスター:
若い…

経済部・奥山未季子記者:
若いですよね。実はこの発表している方は、入社3年目と5年目とかなりの若手なのです。
このahamo(アハモ)は若手を中心に開発されたもので、この起用には同じ20代の顧客を取り込みたいという考えがあるんです。
ロゴがポップで若者にも受け入れられやすく、「若い人が笑顔で人生を楽しんでほしい」という想いも込められているそうです。


加藤綾子キャスター:
若い方のアイデアを参考にしてということなんですね

ロゴに込めた想いが販売戦略にも

経済部・奥山未季子記者:
2社目はソフトバンク。見据えるのは未来です。
住田さん、突然ですがロゴにある二重線は何をモチーフにしているかわかりますか?


住田裕子弁護士:
2本でしょ、日本、シルバー、キラキラですよ

加藤綾子キャスター:
日本がキラキラ輝く


経済部・奥山未季子記者:
いいですね…いいですけど、実は坂本竜馬で有名な”海援隊の旗”をモチーフにしていて、「30年、300年先の世界の人々が感嘆するような仕事をしたい」という思いが込められているんです。


最後はKDDIです。
KDDIといえばauブランドですけれども、これは「利用者に近い存在」という意味を示す「Access to YOU」のAとUを取って名前が作られたとも言われているんです。


こうした想いは各社の売りや販売戦略にも通じています

加藤綾子キャスター:
その想いを達成するために、具体的にどんなサービス内容があるのかということですよね

ポイントは値段の先の「サービス」

経済部・奥山未季子記者:
NTTドコモは「若者を取り込みたい」ということで、雑誌や動画配信サービスを幅広く取りそろえています。
「dポイントクラブ」はショッピングで得られるポイントクラブで、このクラブがかなり巨大な基盤を持っているので、私たちは他のサービスから得たポイントを携帯料金の支払いなどに活用できるのです。


ソフトバンクは、「未来を見据えて」投資事業に取り組むほか、ネットショッピング、ZOZO、PayPayなどネット事業を拡大していて、グループ全体で収益を上げようと取り組んでいるんです。


住田裕子弁護士:
今回、LINEも入りましたよね

経済部・奥山未季子記者:
そうなんです。
3月にLINEとZホールディングスが統合するので、さらに私たちは公共料金の支払いであったり、スマホひとつで生活のあらゆることが完結していくようになるんです

加藤綾子キャスター:
便利になるということですね


経済部・奥山未季子記者:
最後はKDDIです。
「利用者に近い存在」ということで、動画配信サービスなどエンタメ分野に力を入れています。
料金プランでは、現時点で3社の中でKDDIだけが「使い放題プラン」…無制限のプランを提供しているので、データ量を気にせずに楽しむことができます。


現在の総契約回線数が、1億8500万件でなんと人口を超えているのです
2台持ちの方も多いので、もうこれ以上は見込まれないということで、3社は「通信以外のサービスでどれだけ魅力的に打ち出せるか」これが今後のカギになっていきそうです


加藤綾子キャスター:
今回の2980円って値段が並んでいたら、その値段の先にあるサービスで選ぶということになるということですね

(「イット!」1月6日放送より)

(FNNプライムオンライン1月6日掲載。元記事はこちら

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