「収束しなければ当然再延長も」 緊急事態宣言の実効性は? 菅首相午後説明へ
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菅首相は、7日に記者会見し、緊急事態宣言を発令する理由を国民に直接説明する。
1カ月の実施期間で感染は減少するのか、フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。
政府高官は、「1カ月で集中的に行うことが重要だ」と強調するが、政府与党内では、少なくとも2カ月程度は宣言が延長されるのではないかという見方が出ている。
菅首相は、緊急事態宣言に踏み切った理由について、周囲に「大みそかに東京都の感染者数が1,300人を超えたことが大きかった」、「東京都の午後8時までの時短要請を、もっと早くやっていればよかった」と話すなど、苦渋の決断だったことを明かしている。
また、分科会の尾身会長から、「1カ月未満で下火にするのは至難の業」と指摘される実施期間について、政府高官は「2カ月だと集中力が持たない」と話している。
これは、菅首相が経済への打撃を考慮した期間設定ともいえるが、政府関係者は、「感染が収束しなければ、当然再延長もあり得る」と明言している。
菅首相は、7日の記者会見で、宣言に実効性を持たせるために不可欠な、国民の理解と協力を得るための力強いメッセージを出すことが求められる。
(FNNプライムオンライン1月7日掲載。元記事はこちら)
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