“緊急事態”で観光地の人出減少 東京新たに2268人感染
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東京や神奈川など、首都圏の1都3県に2回目の緊急事態宣言が発令されて、初めての週末。
各地の観光地や繁華街は人通りが減り、いつもと違う3連休の初日となっている。
神奈川・横浜の人気観光スポット・赤レンガ倉庫の9日午前10時すぎの様子。
東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県に緊急事態宣言が出て、初めての週末。
訪れる人は、まばらだった。
従業員「がらがらで困っている。仕方がないので、こういう状況は我慢しないといけない」
普段は、多くの観光客でにぎわう横浜中華街も、9日は人出はまばら。
東京都では9日、新たに2,268人の感染が確認され、3日連続で2,000人を超えた。
重症者の数は129人で、過去最多だった8日と同じだった。
東京の観光地、浅草・仲見世通り。
シャッターを下ろし、臨時休業している店があるなど、普段の週末と比べると、人通りは少なく見える。
1月3日の仲見世通りの様子と、9日の様子。
それでも、店の人からは...。
木村家本店・木村淳さん「思ったよりは人が出てきた。もっと少ないかなと思っていた。できるかぎり自粛して、早い時期にコロナを収めた方がいいが、自衛しながら、参拝や買い物をしてくれたらいいかな。矛盾していますけど」
浅草で観光人力車を運営している業者。
株式会社時代屋・代表取締役「今回の緊急事態宣言で、ほとんどすべての予約がキャンセルになった状態」
8日は利用者があったそうだが、9日の予約はゼロだという。
案内してくれたのは、人力車の車庫。
20台の人力車が、しまわれたままだった。
一方、9日、政府に緊急事態宣言の発令を要請した、大阪・京都・兵庫の関西3府県。
京都の観光地、清水寺に向かう参道では、観光客の姿はまばらだった。
緊急事態宣言が要請されたことに、店では。
七味店の人「ご来店いただきたいのは正直なところですが、発令されたら、それに従う形で、感染の拡大の予防に努力したい」
大阪ミナミの商店街・黒門市場にある魚の卸業者。
飲食店への時短要請の影響で、すでに売り上げが例年の半分ほどに減ってしまったという。
新魚栄・網干貴之社長「これがいつまで続くのか不安で、きょうの朝に注文を見て、見えない未来が余計に怖くなった」
そうした中で、首都圏に続き、近く関西でも緊急事態宣言が発令される可能性があり、政府の対応に注目が集まっている。
(フジテレビジョン)
(関西テレビ)
(FNNプライムオンライン1月9日掲載。元記事はこちら)
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