交通障害や除雪中の事故相次ぐ 北陸で記録的大雪 厳重警戒を
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強い寒気と冬型の気圧配置の影響で記録的な大雪となった北陸では、11日朝にかけても大雪が続く見込みで、警戒が必要。
福井市では、10日午後11時時点で積雪が102cmとなっていて、北陸道では、一部区間で最大でおよそ1,500台の車両が立ち往生した。
福井県は、陸上自衛隊に災害派遣を要請し、車両の救出にあたったが、10日午後9時時点で199台が取り残されている。
また、この大雪による人的被害も相次いでいて、新潟県では、除雪作業中の事故で、87歳の女性と84歳の男性の死亡が確認されたほか、64歳の男性が意識不明の重体。
そのほか、福井県では、79歳の女性が除雪作業中に生き埋めとなり死亡したほか、富山県では、雪に埋もれた車内から60代の男性が心肺停止の状態で発見された。
北陸では、11日の朝にかけて再び大雪のピークとなり、11日夕方までの予想降雪量は、多いところで新潟で60cm、石川で50cm、富山で45cm、福井で30cmなどとなっている。
引き続き、車の立ち往生など交通機関の大幅な乱れや、着雪による倒木や停電、雪の重みによる家屋の倒壊などに十分な注意が必要となる。
(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら)
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