“トランプ劇場”結末は? 任期中の弾劾 割れる世論 “トランプおろし”の声

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いよいよ「バイデン大統領」の誕生が近づいてきた。

アメリカの大統領就任式は、20日に迫っている。

一方のトランプ大統領はというと、支持者らによる前代未聞の議会乱入を扇動したとして、弾劾訴追に向けた動きが加速。

大統領退任後に、扇動の罪で刑事訴追される可能性も取りざたされている。

任期満了直前にもかかわらず、「トランプおろし」が激しくなる中、今後、どのような展開が予想されるのか。

ワシントン支局・藤田水美支局長の解説を中継でお伝えする。

「トランプ下ろし」の声が高まる中、今度はバイデン大統領の就任式を襲撃するとの犯行予告がネット上に流れるなど、首都ワシントンは不穏な空気に包まれている。

大統領就任式が行われる議会議事堂では、高さ3メートル近い鉄製のフェンスが設置されるなど、警備が強化されている。

民主党は、トランプ大統領に乱入事件の責任を取り、即刻辞任するよう求めているが、トランプ氏は、周囲に「辞める気は全くない」と漏らしているという。

民主党は週明けの11日にも、アメリカ史上初めて、トランプ大統領の2回目の弾劾訴追に向けた決議案を提出する見通しで、「スピード弾劾」に向けた動きが本格化している。

しかし、大統領を弾劾して罷免に追い込むことについて、世論は割れている。

最新の世論調査によると、任期がわずかとなったトランプ氏を罷免することに49%の有権者が反対している。

トランプ大統領の2024年の大統領選への再出馬の芽を摘みたい民主党だが、強引な「トランプ下ろし」はアメリカ社会の分断をさらに深めかねない状況で、バイデン政権の門出に暗い影を落としている。

(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら

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