記録的大雪で各地に被害 車が立ち往生...孤立した世帯も
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先週から記録的な大雪に見舞われている北陸では、交通などへの大きな影響が続いている。
福井県では、断続的に雪が降り続いていて、福井市の11日午後4時の積雪は91cmとなっている。
これまでの大雪の影響により、福井県の北陸自動車道では午後4時時点で、上り線の一部で、依然として64台の立ち往生が続いている。
また国道8号線では、坂井市から福井市にかけて、およそ15kmの渋滞が発生している。
新潟・上越市では午後4時、平年のおよそ6倍となる281cmの積雪を観測した。
こうした状況を受け、県は10日、自衛隊に上越市と柏崎市への災害派遣を要請し、自衛隊員およそ190人が、倒壊のおそれがある高齢者施設などの除雪作業にあたっている。
新潟県内では、10日から11日にかけて死亡事故も相次ぎ、50代から80代の男女あわせて5人が雪下ろし、または除雪中とみられる事故で死亡した。
富山県では、氷見市の山あいで、木や電柱が道路をふさぎ、午後4時現在、あわせて24世帯48人が孤立している。
その近くでは、エンジンがかかったままの車の中から60代の男性の遺体が見つかった。
大雪のピークは過ぎたが、引き続き、雪崩や落雪などに注意が必要となる。
(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら)
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