東京 月曜日で初の1000人台 未知の変異ウイルス 国内で確認


11日、東京の感染者は、月曜日として過去最多の1,219人となった。

一方、ブラジルから到着した男女4人から見つかった新たな変異ウイルスは、どれほど強い感染力を持っているのか。

国内で初めて確認されたのは、ブラジルから上陸したとみられる新たなタイプの変異ウイルス。

その危険な変異ウイルスに、4人が感染していたことが明らかになった。

新たな変異ウイルスが検出されたのは、10代から40代の男女4人。

厚生労働省によると、4人は、ブラジル北西部にある国内最大の州・アマゾナス州に滞在後、1月2日に羽田空港に到着。

検疫で陽性と判明した。

4人のうち、40代の男性は、到着した際は無症状だったが、その後、呼吸状態が悪化し、入院。

30代の女性と10代の男性の2人には、頭痛や発熱の症状が見られたという。

この変異ウイルスは、イギリスや南アフリカで見つかったものと共通の変異が見られたことから、新たなタイプの変異ウイルスと考えられる。

感染症学が専門 国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授「おそらく、ブラジルの変異ウイルスも、感染力が強いだろうという推測は成り立つ。PCR(検査)だけで引っかかるだけでは変異種はわからない。国内で実際の変異種をしっかりと把握できる仕組みを作らなければいけない」

国立感染症研究所は、この変異ウイルスの感染力や重症度、ワクチンへの影響などについてくわしく調べている。

一方、感染力が従来のものの最大1.7倍とされる、イギリスの変異ウイルス。

これまでに、少なくとも世界41の国と地域で確認されている。

その1つ、スウェーデンから11日、羽田空港に到着した男性を「イット!」が取材した。

男性は、スウェーデンを出る72時間前に、PCR検査で陰性を確認。

羽田空港では、抗原検査を受け、陰性だったが、11日から2週間隔離生活に入るという。

日本在住スウェーデン人「2週間のうちに症状が出なければ大丈夫だそうです。2週間は十分な隔離期間だと思います」

こうした水際対策の一方で、この変異ウイルスが日本国内で人にうつったとみられる事例が10日、明らかになった。

2020年12月22日、イギリスから帰国した30代の男性は、空港での検疫で陰性だったが、14日間の健康観察期間中に、10人で会食。

その参加者のうち、イギリスへの渡航歴がない20代の男女が12月30日と2021年1月2日にそれぞれ発症し、イギリスの変異ウイルスへの感染が確認された。

30代の男性も、帰国から1週間後に陽性となったが、変異ウイルスは検出されなかった。

ウイルスの量が少ないことや、時間が経過していることなどが理由として考えられるという。

日本国内で高まる警戒感。

11日午後、東海テレビの番組に生出演した愛知県の大村知事は、12日にも、岐阜県とともに緊急事態宣言の発令を国に要請する考えを示した。

関西3府県に続き、東海2県からも宣言の発令要請が迫る中、菅首相は11日、コロナ対策担当の西村経済再生相や田村厚生労働相、加藤官房長官などと首相公邸で面会。

今後の発令や経済支援などについて話し合ったとみられる。

(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら

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