想定超すドカ雪 立ち往生続く あす東京で雪 通勤に影響は
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一時、およそ1,500台の車が立ち往生した、福井県の北陸自動車道。
午後になっても、多くのトラックなどが立ち往生したままで、懸命の除雪作業が行われていた。
NEXCO中日本によると、下り線の立ち往生はすでに解消したものの、上り線で午後4時現在、なお64台が動けないままだという。
12日は、西日本から東日本の太平洋側の広い範囲で雪が降る見通し。
東京や関東は、12日未明から雪になる可能性があり、東京23区でも、積雪のおそれが出ている。
11日午後、気象庁と国土交通省が共同で、12日の雪について緊急の説明を行った。
気象庁会見「予想より降水量が多くなったり、気温が低くなったりした場合は、平地でも大雪になるおそれがあります」
一方、記録的な大雪に見舞われている北陸や新潟県。
「除雪が間に合ってなくて、車も出せない状態なんで、会社にも行けないような状態です」との声が聞かれた。
新潟・上越市では、平年のおよそ6倍となる2m81cmの積雪を観測。
県の災害派遣要請を受け、自衛隊が高齢者施設などの除雪作業にあたっている。
この大雪で、新潟県内では、雪下ろしや除雪中の事故で、男女あわせて5人が死亡。
一方、石川県では、11日午後、内灘町の飲食店の駐車場で、車の中に倒れていた60代の男性が死亡した。
死因は、一酸化炭素中毒だった。
当時、男性の車を覆うように雪が積もっていて、車のマフラーが雪に埋まり、排気ガスが車内に充満したことが原因とみられている。
JAF(日本自動車連盟)は、大雪で身動きができなくなった際には、マフラーの周辺を定期的に除雪するか、エンジンを切るよう呼びかけている。
(FNNプライムオンライン1月11日掲載。元記事はこちら)
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