異例ずくめの門出 新成人の思い コロナ禍で式典も工夫


新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、いつもとは違う20歳の誓いとは。

全国的に大きく様変わりした2021年の成人式。

およそ3万7,000人の新成人が誕生する神奈川・横浜市では、会場を2カ所に分散し、それぞれの会場で4回ずつ式典が行われた。

「大人の一員なんだなという実感を、あらためてしました」と話す横浜市の新成人が、式典のあとに同級生と訪ねたのは、小学校から高校までお世話になった塾の恩師。

およそ2年ぶりの再会。

恩師「みんなそれぞれ大きくなったね、良かった。人と出会うってやっぱりうれしいね」

新成人「感染しないように気を付けながら、お互いに。真剣に、コロナ禍だから向き合うことは、たくさんあるなと実感します」

一方、緊急事態宣言が発令されている1都3県のほとんどの自治体は、式典をオンラインで開催。

式典の実行委員長「前を向いて、明るい未来をつくっていくために、わたしたち新成人が救世主となって、社会を変えていかなければなりません」

東京・浅草では、成人式が中止になった新成人が記念写真を撮る姿が見られた。

成人式が中止になった新成人「式がなくなってしまったのは残念だったが、こうして着物を着て、みんなで撮れて良かった」

そして、深刻な感染状況が続く大阪府。

東大阪市が成人式の会場にしたのは、ラグビーの聖地・花園ラグビー場。

例年は、およそ3,000人が市内の体育館に集まっていたが、密を避けるために変更になった。

東大阪市の新成人「憧れの場所でできるというのは、コロナ禍だけど、うれしいものがある」、「父がラグビーをやっていて、聖地に来られたということで、父より1歩上に行ったかなと思えてうれしい」

また、2020年は甲子園でジェット風船を飛ばしてお祝いをした兵庫・西宮市の成人式。

2021年は、ジェット風船は飛まつが飛ぶおそれがあるとして、取りやめになった。

西宮市の新成人「ジェット風船とかできないのは当たり前なので、この式に参加できたこと、開催してもらったことに感謝」、「これからの時代、臨機応変に、なんでも対応できる大人になりたいと思う」

2021年の新成人は、全国でおよそ124万人。

それぞれの思いを胸に、羽ばたいていく。

(FNNプライムオンライン1月12日掲載。元記事はこちら

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