寒波 & 在宅時間増でひっ迫 コロナ禍の節電術とは


寒い日が続いている中、わたしたちの生活に欠かせないのが、暖房。

しかし、今、電力需給がピンチに。
わたしたちの生活も節電が求められている。

12日、初雪が観測されるなど、東京都心部で厳しい寒さが続く日々。

さらに、在宅ワークや巣ごもりもあり、家庭での暖房などの使用が増え、電力の需給が逼迫(ひっぱく)している。

電気事業連合会によると、1月8日には、西日本を中心に、全国7エリアで、過去10年間の最も厳しい気象条件での最大電力需要を上回ったという。

12日朝の使用率を見てみると、一時、関東地方で95%、関西地方で98%と、いずれも非常に厳しい状態といわれる使用率97%の水準に達した。

12日、梶山弘志経産相も、「厳しい寒さが続き、足元の電力需給が逼迫している中において、使ってない部屋の電気を消すことも含め、効率的な電力の使用をしてもらいたい」と述べた。

とはいえ、厳しい寒さに欠かせない暖房。

コロナ禍ならではの事情も...。

大手空調メーカー「ダイキン工業」のアンケートによると、冬場も窓を開け、換気をしたい人が75%。

そのうち、多くの人がコロナ対策のため、換気をしていることがわかった。

しかし換気をすると、さらに電力を消費し、当然電気代も増える。

そこで、暮らしのヒント。
「コロナ禍の暖房とのつきあい方は?」

教えてくれるのは、空調メーカー「ダイキン工業」の広報・重政周之さん。

ダイキン工業 広報・重政さん「おうちに帰ってきたときに、まず窓を開けて換気するのではなくて、まずは暖房を入れていただきたいと思います。暖房を入れていただいて、お部屋の中をしっかり暖めてください。床とか壁とか天井、ここがしっかり暖まりますと、窓を開けて換気しても冷たい空気が入ってきても、比較的、寒く感じづらいことがございますので、お部屋の中がしっかり暖まったら、定期的な窓開け換気をしていただきたいと思います」

ポイントは「床から暖める」。

冷たい空気は、部屋の下の方にたまりやすいので、エアコンの風向きを下向きにすることで、部屋全体を暖めることができる。

“おうち時間”の長時間化で気になるのは、やはり電気代。

冬は、外の気温と設定温度の差が大きいため、エアコンへの負荷が大きく、電気代が夏よりも冬の方が高くなるという。

その節電術は...。

ダイキン工業 広報・重政さん「窓を開けるときに、エアコンの室内機から遠いところの窓を開けていただきたいと思っています。近い窓を開けてしまうと、ここから冷たい空気が入ってきて、それを室内機が吸い込んで、これを暖めなきゃいけないとなってしまいますので、そうすると、エアコンにかかる負荷が高まってしまうんですね。一方で、少しでも遠い窓を開けていただくだけでも、やはり節電の効果は多少変わってきますので」

そして...。

ダイキン工業 広報・重政さん「窓開け換気をしていただいているときに、エアコンを消す方もいらっしゃるかもしれないですが、やはりエアコンは、つけたり消したりを繰り返してしまうと、その分、電気代がかかってしまう」

ほかにも、カーテンで窓を覆うだけでなく、上下に隙間がないようにすると、保温効果がアップするそう。

(FNNプライムオンライン1月12日掲載。元記事はこちら

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