関西3府県に加え愛知・岐阜 緊急事態宣言“要請ドミノ”


菅首相は12日、1都3県の知事と会談した。政府は大阪・京都・兵庫の3府県に加え、愛知・岐阜にも緊急事態を宣言する方向で最終調整をしている。
12日の東京都の新規感染者数は970人。8日ぶりに1000人を下回った。

感染対策のカギともなる人出の抑制。
午後5時すぎの渋谷駅前は、連休が明けた平日、街の人出は連休中とほとんど変わらないほど多くの人がスクランブル交差点を行き交っている。

12日の正午すぎ、政府・与党の幹部を前に菅首相はこう明言した。

菅首相「大阪をはじめ感染が大幅に拡大している地域があります。こうした状況をふまえ緊急事態宣言の対象地域の拡大について検討に入ることにいたしております」

政府は13日、大阪・京都・兵庫の3府県に緊急事態宣言を出す方向で最終調整に入った。

さらに、同じく宣言を要請する愛知・岐阜の2県も同時に追加する方向で調整している。

午後、関西の3府県は、相次いで対策本部会議を開催。

大阪府・吉村知事「やはり東京と大阪というのは、人の動き、経済が非常につながってます。大阪としては感染の今後さらなる急拡大に注意しなければならないと思っています」

そして午後4時前、慌ただしい動きを見せたのは首相官邸。

東京都の小池知事や神奈川県の黒岩知事など、緊急事態宣言下にある1都3県の知事が訪れ、菅首相と会談。

国からの経済支援の拡充や水際対策の厳格化などについて協議した。

東京都・小池知事「極めて厳しい緊急事態宣言下における対策の実効性を上げるという意味で、大変有意義な機会だったと思っております」

神奈川県・黒岩知事「前回の緊急事態宣言よりも今回は緩い措置というふうな印象を持たれている方が多いんじゃないのかな。徹底した外出自粛をもっともっと強調する必要がある」

東京都では、新規感染者が8日ぶりに1,000人を下回ったものの、重症者は11日から13人増え、過去最多の144人。

12月22日には「真剣勝負の3週間」を訴えた東京都医師会のトップも感染状況のさらなる悪化を受け、強い危機感を示した。

東京都医師会・尾崎会長「4,000床の中でも3,300、3,400という数が埋まってきておりますので、ほとんど限界に近い部分もあります。体制を用意してもあっという間に埋まってしまう。わたしは第1波の時の状況よりもはるかに厳しい状態になっていると思います」

(FNNプライムオンライン1月12日掲載。元記事はこちら

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