手洗い・消毒「1日10回不十分」 注意すべき5つのタイミング


新型コロナウイルスの第3波の今、東京医大は、身近な予防策の手洗い・アルコール消毒について、1日10回では足りないと、注意を呼びかけている。

1日何回、手洗いやアルコール消毒をしているのか?

40代「帰った都度してる。汚れたときとか、4〜5回はしてる」

60代「1時間に1回はやってるかも。15回ぐらい」

20代「20回以上はしてる」、「家の中にいても物触ったりすると、気になったときに手を洗ったりする。10回ぐらいはする」

今のわたしたちの生活に、より欠かせなくなった、手洗いなどの手指衛生。

日常生活で、手洗いまたはアルコール消毒は、外からの帰宅後、トイレのあと、外にあるものを触ったあと、食事の前、せきやくしゃみ、鼻をかんだあと、この5つのタイミングで必要とされている。

しかし、東京医科大学のチームが行った調査によると、このすべてのタイミングで手指衛生をしている人は、わずか21.1%という結果に。

今回の手指衛生は1日10回では足りないという呼びかけについて、街の人は。

60代「(10回は)普通だと思う。仕事してて、営業室出るたびにしてるので」

20代「普段数えていないだけで、それくらいはしてると思う」、「そんな多いとは思わない。妥当かな。外出して帰ってきた時に手洗い、ご飯食べる前は必ず」、「家でもアルコール(消毒)はしている。食べる前は絶対、顔とか触る前も、絶対アルコール(消毒)する」

街では、多くの人が、10回では足りないという指摘に納得の声。

調査を行った、町田征己助教は。

東京医科大学 公衆衛生分野・町田助教「(手洗いは)必要なタイミングと正しい方法が大切。回数の目安は11回。少ない人は手洗いを考えるきっかけに」

もはや、共通の生活習慣となった手指衛生。

身を守るために大切な丁寧さと回数だが、一方で、それによって悪化する手湿疹は、多くの女性にとって、悩みの種。

50代「手荒れですかね。回数が増えるたび保湿。今の時期とか、特に手荒れ、乾燥が気になる。家事とかやるので、この季節になるとガサガサに。特に去年、ことしは手洗いが多いので、ガサガサする」

20代「アルコール消毒し始めて、手荒れがひどくなった。今まで荒れたことがなかった。荒れやすい体質になったかも」

手湿疹の対処法については、保湿が重要だという。

病院関係者でも、多くの女性が手荒れに悩み、保湿剤を使用してから手指衛生をすることを勧めている。

そして、わたしたちが接触感染から自分自身を守るために、特に注意すべきことを聞いた。

東京医科大学 公衆衛生分野・町田助教「手のひらについているウイルスが、口・目元・鼻の粘膜に触れる。粘膜からウイルスが侵入して感染。食事は、口元に手を持ってくる接触感染しやすい。食前は確実に手洗い」

ほかにも、鼻をかんだあとなども、特に注意が必要だという。

水で手を15秒洗うだけでも、付着したウイルスは100分の1まで減らすことができ、あらためて感染予防の基礎、手洗いを見直すことが必要かもしれない。

(FNNプライムオンライン1月13日掲載。元記事はこちら

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