日本医師会会長「今は“戦争”」 緊急事態再発令に観光地は?
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政府はまもなく、7府県に追加の緊急事態宣言を発令する。
要請していなかった福岡では、困惑の声も広がっている。
13日、医療界のトップは、これまで以上のトーンで警鐘を鳴らした。
日本医師会・中川俊男会長「“人は一生に一度、戦争を経験する”といわれます。まさに戦争を有事と置き換えれば、今がそのときです」
一方、緊急事態宣言の追加発令をめぐっては...。
福岡県・小川知事「(福岡県側から宣言発令の要請していない?)わたしの方からはしていません」
要請なき緊急事態宣言? いったいどういうことなのだろうか。
まもなく緊急事態宣言を追加発令する菅首相。
その対象は、大阪などの関西3府県と、愛知・岐阜・栃木・福岡のあわせて7府県。
期間は、2月7日まで。
栃木県民「生活は変わらないなって感じ」
福岡県民「もう寝耳に水」
対象となった地域の受け止めはさまざま。
緊急事態宣言の追加対象となった大阪府。
大阪府・吉村知事「なんとかこの感染の収束を集中的に行い、2月7日までで感染を大きく抑える、ぜひご協力をお願いしたい」
観光名所の通天閣では、12日から関西2府4県からの来場客を対象に、入場料を半額にするキャンペーンを始めた。
通天閣観光・高井隆光代表取締役社長「地域の飲食店が本当に危機的状況。できることをやっていこうという表れ」
関東では、1都3県に続き、対象地域となった栃木県。
観光地・日光にあるホテル「日光ステーションホテルクラシック」では、前回の宣言時も大打撃を受けた。
2020年12月には「GoTo」も停止され、厳しい冬となることは避けられない見通し。
日光ステーションホテルクラシック・小野守広支配人「緊急事態宣言は賛成という形。どこかで収束させなくてはいけない。長い目で見て、ことしいっぱい。来年の春ぐらいには、通常通りの日光が戻ってくれば」
(FNNプライムオンライン1月13日掲載。元記事はこちら)
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