スー・チー氏、大統領ら未明の拘束 国軍「全権を掌握」 事実上のクーデター
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ミャンマーで、事実上のクーデターの動き。
ミャンマーの与党は1日朝、事実上の政府トップであるアウン・サン・スー・チー国家顧問らが国軍に拘束されたとFNNに明らかにした。
国軍は非常事態宣言を発出、「全権を掌握した」と発表した。
ミャンマーの与党NLD(国民民主連盟)によると、アウン・サン・スー・チー氏やウィン・ミン大統領など、複数の与党幹部が1日未明、首都ネピドーで、国軍によって拘束された。
首都では、1日から連邦議会の下院が招集される予定だった。
国軍は1日午前、非常事態宣言を発出して全権を掌握したとしている。
首都ネピドーや最大都市のヤンゴンの一部では、インターネットや電話回線が遮断されていて、ヤンゴンにある日本大使館にも電話がつながらない状態が続いている。
また、国営テレビも放送を停止している。
ヤンゴンでは、軍の動きも活発で、FNNは1日朝、市庁舎の敷地内に国軍の車両が集結している様子を確認した。
ミャンマーでは、2020年11月の選挙結果をめぐって、与党と国軍側で対立が起きていた。
(FNNプライムオンライン2月1日掲載。元記事はこちら)
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