マイナス75度冷凍庫 出荷急ピッチ 自治体でもワクチン接種準備
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新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、最初に使用されるファイザー社のワクチンは、-75度での保管が必要なため、超低温冷凍庫の出荷が始まっている。
東京都内の冷凍庫メーカーでは、神奈川・横浜市内の倉庫からワクチンを医療従事者に先行接種するための超低温冷凍庫の出荷を1月30日から始めた。
1日でも早く発送するため、出荷日程を前倒しして、発送は順次行われている。
EBAC・佐々木健代表取締役社長「安心して皆さまにワクチンを打っていただける環境、縁の下の部分をしっかり今後も支えていきたい」
また、厚生労働省によると、2月1日の時点で、ほぼすべての都道府県から、超低温冷凍庫の設置場所の調整が済んだとの報告を受けているという。
一方、自治体でも、ワクチン接種の準備が進められている。
宮城・大崎市では、接種を迅速に行うため、専属の対策チームを設置し、準備作業を本格化させた。
大崎市新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム・角田強チーフ「かちっとした接種体制を作って、(住民が)安心して来られるよう、医療機関と協力しながら(接種を)進めていきたい」
大阪市では、ワクチン接種を担う専任チームの職員15人が、ワクチンの接種場所や人員の調整を行う。
また奈良県でも、ワクチン接種推進班が発足し、医療関係者の業務分担など、効率的に接種を進めるための準備を整える予定。
(FNNプライムオンライン2月1日掲載。元記事はこちら)
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