【一部始終】“嘘”が白日に...実は3人だった深夜の銀座クラブ自民議員そろって謝罪&離党会見 記者の追及に...

政治・外交


自民党の松本純衆院議員が、緊急事態宣言下の深夜に銀座のクラブに滞在していた問題で、松本氏の1人で滞在していたという主張は事実と異なり、実は自民党の2議員と共に3人で滞在していたことがわかった。
これを受けて松本氏と、同席していた田野瀬太道衆院議員、大塚高司衆院議員の3人がそろって記者会見し、謝罪した上で自民党を離党することを表明した。

この中で松本氏ら3人は「心からお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ謝罪した。
松本氏は3人で滞在したにも関わらず1人で行ったと事実と異なる発言をしたことについて「前途ある有望な彼らを何としてもかばいたいという」と理由を述べた。
また松本氏は、1件目のイタリア料理店では5人でいたことを明かし、田野瀬氏は、同席したのは自身の知り合いの時短要請に苦しんでいる女性で、「よかったら食事でもしてお店に金落として、元気出していこうという話だった」と説明した。
また、3氏は3件目の店で飲酒していたことも明かした。

松本氏と同席していた事実を隠していたことについて、田野瀬氏は「私たち2人をかばっていただいて、本当に心苦しい思いで、申し訳ない思いで日々過ごしていた」と説明し、大塚氏は「松本先生がそこまで言っていただいて、どうしたらいいのかどうしたらいいのかと、毎日思うような日々が続いていた」と語った。

そして両氏には記者団から、他の日にも同様の深夜の会食がなかったか、議員辞職の意向はないのか、口裏合わせはなかったのかなどと厳しい質問が飛んだ。

以下、記者会見の全文。

松本氏「まず先週からの一連の週刊誌報道についてでありますが、私が1人で飲食店を訪問したと説明をさせていただいてきたところでありますが、実は、後輩議員2名とともに訪問していたというのが事実でございます。前途ある有望な彼らに対しましては、これからのこともあります。何としてもかばいたいという、そんな思いから一人で行ったということでの説明をさせていただいたところでございます。事実と違うことを申し上げたことについては心からお詫びを申し上げたいと存じます。また、そのことによりまして両議員は私がかばったことによってなかなか自らが本当のことを言い出すことが出来ないというそんな状況にあったのではないかと思います。本日、実際にどういう状況であったかということの報道がなされたことを受けて、実際にそれぞれがどういう対応をされたのかということについて、それぞれのお話がなされたところでありますが、それらを受けて本日、幹事長に、出てくるように話がありまして、その話の中で幹事長から離党勧告を頂戴しました。その離党勧告に応じて、私どもは離党届けを提出するという手続きをただいま済ませてきたところでございます。以上、ご報告でございますが、一連の問題に関しまして心からお詫びを申し上げ、さらにしっかりと自ら信頼を勝ち得るための努力を今後していきたいと強く思っているところでありますが、今回の問題につきまして、まずは皆々様にお詫びを申し上げなければなりません。心からお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

記者「1軒目には女性が2人いたが銀座の店の同伴か」

松本氏「同伴ではないと思います」

記者「ではどういう女性か」

田野瀬氏「元々私の知り合いの女性でございまして、このコロナで時短要請で苦しんでいる中ですね、よかったら食事でもしてお店に金落として、元気出していこうというようなことをしたかったということで、一緒に食事しないかという話でありました。で、元々その後、あの記事の三軒目に行く予定ではなかったんですけども、食事の最中にですね、出来たら顔だけでも出してほしいねということを言われまして、事実で言うと私と大塚先生が先に入り、松本先生が後から合流される。そういう流れになったということです」

記者「1軒目の女性は3軒目の女性と同じか」

田野瀬氏「そうです」

記者「田野瀬氏、大塚氏の役職は?」

田野瀬氏「先ほど幹事長と会わせて頂いたその前にですね、萩生田大臣、そしてその流れで官房長官、そして総理とも面会をさせていただくことになりました、面会しておりました。そして一連のご報告をさせて頂き、特に大臣、総理からはですね、あってはならないことだと厳しく叱責を頂いたところでございました。副大臣の任ということを鑑みたときに、あってはならないことをしたということで、副大臣の職を更迭するということをお話頂いたところでございます。その流れで離党届を提出しに来た。そういうことでございます」

大塚氏「私の方もですね、国対の副委員長、そして議運の理事、この2つの職をですね、辞職させていただきたいということで、提出させていただきました」

記者「松本純氏の謝罪から一週間、その間の気持ちは」

田野瀬氏「先ほど松本先生もおっしゃっていただきましたが、私たち2人をかばっていただいてですね、一人で行っておりましたとご説明されておられたのを、私も知ってましたので、本当に心苦しい思いで、もう申し訳ない思いで日々過ごしておったというのが正直なところです」

大塚氏「私の方も、周りの方からも、お前色々行ったんじゃないかというような話も聞いた訳ですが、本当に松本先生がそこまで言っていただいたと、我々何としてもそういう気持ちでいた。そんな中でやはり、色んな感情が、どうしたらいいのかどうしたらいいのかと、毎日思うような日々が続いていました」

記者「3人で報道後の口裏合わせは」

松本氏「特にそれはございません」

記者「離党届は受理されたのか」

松本氏「これから手続きをしていただくことになるんじゃないかと思います。きょう、提出を我々はした、という段階です」(その後受理)

記者「議員辞職や、次期衆院選立候補は」

松本氏「きょうのことで直ちに地元の後援者の皆様とご相談をする暇はありませんが、しっかりと私の思いも伝えながら、お詫びをしながら、次に向けてどうするか、ということについては相談をさせていただきたいと考えております」
田野瀬氏「私も地元の支援者の皆さんとよくご相談させていただきまして、どうすることが一番いいのか、信頼回復に一番近づくすべは何なのかと言うことをよく相談させていただいて決めたいと思っております」

大塚氏「まず今回の一連のことに関しましてまずお詫びから、後援者の皆さん方に、その話をさせていただいて、それから後援会の皆さん方とご相談させていただきたいというふうに思っております」

記者「会食は何人だったのか」

松本氏「1次会、イタリア料理店になりますが、3名とお2人で5名に。二軒目のお店については私一人で行ったというのはその通り事実であります。3軒目は3人と...まあ3人ということですね」

記者「女性は店に何人いたのか」

松本氏「お2人」

記者「3軒目?」

松本氏「3軒目がそうです」

記者「席は分かれて座っていたのか」

松本氏「これについては先週も述べさせていただいた、相談事があるというのは事実でありまして、その時、別席でお話はさせていただきましたが、終了したのち、また私の到着が遅れたので、お2人にはずいぶん待たせちゃった形になりますが、そののち、合流をしたという形になった」

記者「確認だが3軒目はお酒は飲まれたか」

松本氏「私は飲みました」

記者「お2人も」

田野瀬氏・大塚氏「はい」

記者「今回週刊誌報道をされた夜以外に緊急事態宣言下に夜会食だったりクラブにいったりは」

松本氏「他の日は今一つ一つ思い出すことは出来ませんが、その時間内で十分注意しておりましたので、その許される時間内での会食があったとは思います」

記者「時間外についてはいかがか」

松本氏「時間内の動きでそういったことはあったと思います」

田野瀬氏「私の方もすぐには克明に、いついつ行ったとか今すぐには思い出せないですが、ルールに基づく時間帯に食事を行ったりそれはあったとは記憶していますし、この日の18日以降は時間を破って行くと言うようなことはなかったと記憶しています」

大塚氏「私も同じくですね、食事というのは時間制限ございますので、そういった店の関係もございますので、そういったルールの中でやっていたという風に思っております」

記者「離党勧告という厳しい処分が科されたことについては」

松本氏「これは大変厳しいことで、それだけ国会がこれからのコロナ対策に向けての非常に緊張した場面で、このような軽率な行動があってはならないということでの大きなお叱りと受け止めているところであります。その処分については真摯に受け止めさせていただいて、私も今後について猛反省の上に、どう歩んでいくかということを考えさせていただきたいと思います」

田野瀬氏「この離党勧告とそしてそれに応じて、離党届を提出させていただいたんですけども、非常にこの措置を重く受け止めさせていただきまして、もう一度、信頼回復に向けて、地元の皆さま方に頭を下げつつ、期待していただいた皆様方の、更なる頑張れよという風に言っていただけるまでがんばっていけたらなと思って本当に深く深く反省いたしております」

大塚氏「私の方も本当に猛省しているところでございまして、本当に今まで色んな形で応援していただいている方々に申し訳ない気持ちで一杯であります。そういう気持ちを踏みにじらないことに、これからも精一杯信頼回復に向けて努力をしていきたいというふうに思っています」

記者「共通テストが終わった直後。受験生にもマスク着用義務など厳しい状況だったが、(店に)行くという判断を止めるというふうにはならなかったか」
田野瀬氏「その時私がちゃんとした判断をしていたら良かったのになと言うことは本当に繰り返し、あのときどうしてそういう正しい判断を出来なかったのかというのは、私の中で繰り返しの自責の念でございまして。それも含めて、重い更迭という指示ですね、辞任更迭という指令を受けたということだと認識していますので、これからも反省の上に立って行動してまいりたいなと思っております。本当に申し訳ない思いでございます」

記者「松本議員が発案の会か」

松本氏「私がもとより、相談事があったというのが事実でございまして、それに行くということから時間があればいきますか、というそんな話は私から投げかけたというのは事実です」

記者「離党勧告はいつ受けたのか」

松本氏「離党勧告は本日です」

記者「幹事長室に入る前か」

松本氏「そうです」

記者「離党届を持ってきたのか」

松本氏「はい」

記者「地元神奈川も宣言対象で大変な思い。地元に向けて改めて一言」

松本氏「私の生まれ育ちは横浜市中区の野毛という飲食店の町であります。そこに生まれ育ってきて、周辺の方からも今の状況が大変厳しいという声を切々として受け止めてきたところでありました。あらゆる方法、手段をとって一日も早くコロナ対策が成功するように努力をしていくこと、これによって飲食の皆さんも助けられるのではないかという風に思っていたところでありますが、まだまだ厳しい状況が続いていく中、思いとしては、皆さんの声に耳を傾けたいと、そんな思いで取り組んでしまったことが、こういう結果になりましたが思いは変わりません。これからも、一刻も早くこのコロナ対策が成功して、皆さんに元気な街になっていただけるように努力をして行きたいと、そんな思いでおりますこと、お伝えさせていただきたいと思います」

記者「大阪府連会長は辞任か」

大塚氏「きょうはその段階で、色んな役員の皆さん方に連絡をさせていただきまして、会長の職を身を引かせていただくということをお伝えさせていただきました」

記者「後任は?」

大塚氏「公認はこれから、役員の皆さん方でお決めのようにとなっております」

記者「府の有権者には?」

大塚氏「この本当に今まで皆さん方が歯を食いしばってコロナ対策やっていただいて、本当に自粛も我々からお願いをしておいて、このたびのこういうこと、本当に申し訳なく思っております。これからもそういった気持ちを、失った信頼を取り戻すべく、誠心誠意込めて地元のために我々がんばってまいりたい、信頼回復に向けてがんばってまいりたいというふうに思っております」

記者「離党届は受理か」

松本氏「受理の手続きの方法についてですが、これは幹事長室の方から離党届を出す今タイミングなので今日提出をするということを相談の上、きょう提出させていただいたところで、それが受理されるか否かという次の手続きについては私どもは承知していないところでございます」

記者「会食の支払いは?」

松本氏「普段は割り勘というか、自分のものは自分のポケットマネーでお支払いをしております」

記者「3軒目のお店も?」

松本氏「3軒目のお店もそうですね」

記者「陳情を受けていたのは変わらないと?」

松本氏「うん」

記者「田野瀬氏・大塚氏も陳情を受けるために行ったのか」

松本氏「いえ違います、これは私が受ける約束していたので、そういったところで合流をしていたということで」

記者「2人を呼んだ理由は」

松本氏「いやいや、食事を取る、毎日辛い思いで食事場も探していたところでありますので、行く用件があるので良かったらどうですかということを。一緒に来ていただいたということです」

記者「先ほど更迭は総理からか」

田野瀬氏「はい総理からです。直接」

記者「3人が同席されたという話はもっと前に幹事長には伝わっているか」

松本氏「それは伝わってないんでしょうか」

記者「きょう初めて幹事長に伝わった?」

松本氏「はい、それでことのいきさつについてご説明をさせていただいて、それはいかがなものかということでご判断を頂いたと思います」

記者「なぜきょうのタイミングで説明したのか」

松本氏「これは報道の方で、私の他に、他の議員もいたぞということでの報道が流れまして、これは一体どういうことかという問い合わせがありました。それにお答えする中で、今までの経過を説明させていただいたところでございます」

3人:どうも、有難うございました。すみません。

(FNNプライムオンライン2月1日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース