【独自】ワクチン「第1弾」2月14日にも 緊急事態「延長」首相会見へ


菅首相は2日午後、緊急事態宣言の延長について会見を行い、国民に協力を呼びかける。

そんな中、アメリカ・ファイザー社製のワクチンについて、早ければ2月14日にも、日本に到着させる方向で準備に入ったことがわかった。

午後4時、菅首相は国会で、初めて緊急事態宣言を延長する考えを表明。
その理由を、「全国の新規感染者数は減少傾向にあるが、今後もこの減少傾向を継続させ、入院者数・重症者数を減少させる必要がある」と説明した。

菅首相はこのあと、午後7時から開かれる対策本部に出席。
そこで、栃木県を除く10都府県を対象に、緊急事態宣言を3月7日まで延長することを正式に決定する。

その延長期間について、大阪府の吉村知事は「だらだら続けるべきものではない」として、独自の見解を示した。

吉村知事「大事なのは感染者数で、日々の感染者数が落ち着いてきて、感染が爆発拡大でないという状況になったのなら、緊急事態宣言はいったん解除すべき」

今回の延長期間中に、ワクチンの先行接種を始めたい考えの日本政府。

アメリカ・ファイザー社のワクチンの承認と供給が順調に進んだ場合、日本の運輸当局などは、早ければ2月14日にも、先行接種用の第1弾を国内に到着させる方向で、準備に着手したことがわかった。

一方で、河野規制改革相は2日朝、EU(ヨーロッパ連合)が強化したワクチンの輸出規制の影響が、日本にも及んでいることを明らかにした。

ワクチン接種担当・河野規制改革相「依然として、供給スケジュールが確定をしていないというのが現状。日本の供給スケジュールにも影響が出ている」

こうした中で波紋を呼んでいるのが、銀座のクラブでの会食が問題視され、自民党を離党した3人の国会議員。

最側近だった松本純議員の不祥事について、麻生財務相は「極めて不謹慎、軽率というそしりは免れない」と述べた。

また、副大臣が更迭されたことについて、萩生田文科相は「極めて残念」と述べた。

国会では、菅首相が「こうした行動はあってはならないことであり、極めて遺憾です。私からも、国民の皆さまに心からおわび申し上げます」と陳謝した。

宣言の延長を前に、政府の対応に対する不満の声が相次いでいる。

ホルモンユカちゃん・藤嶋由香オーナー「一律っていうのが、正直必要ないお店にも行き渡っている状況」

東京・新橋で、ホルモン焼き店を営む藤嶋由香さん。
現在は時短要請に応じているが、飲食店への補償が十分ではないとの考えから、2日、国会を訪問。
野党議員に厳しい現状を訴えた。

さらに傍聴席に座り、菅首相が6万円の支援金を店舗数に応じて支援するとした答弁に、不満を口にした。

ホルモンユカちゃん・藤嶋オーナー「当たり前の話だと思うんですよね。逆ギレで“店舗数に6万円払っています”みたいな。総理の言葉は一言で言うと、“中身空っぽ答弁”。出てくる言葉といえば、罰則・罰金で、補償に関しては何ひとつないので、そういう体制自体もどうなのかなって、すごく憤りを感じます」

2日、新たに556人の感染が確認された東京都。

2日を含む、ここ1週間の平均感染者数は、およそ751人となり、宣言解除の目安の一つ、1日あたり500人に近づきつつある。

まもなく会見を開く菅首相。
これまでの紙を見ながら話すスタイルから、安倍前首相が活用していた、特殊なアクリル板に文字が浮かび上がる“プロンプター”を使用するスタイルに変更する予定。

1日夜、会見場のカメラに目隠しをしたあと、菅首相自身が、プロンプターを確認しに訪れたという。

このあとの本番で、視線を下げることなく、国民に強いメッセージを届けることができるのか。

菅首相の発信力が試される。

(FNNプライムオンライン2月2日掲載。元記事はこちら

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