観測史上最速「春一番」も?「立春」から数える“天気の警戒日”「八十八夜」「二百十日」の意味

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きょう2月3日は「立春」。暦の上では春になります。

しかしこの先の天気は“ジェットコースター”のように気温が変わります。「立春」を境に変わることを解説します。

観測史上最速「春一番」が吹く!?

まず、気温の変化から見ていきましょう。


東京の2月最初の週の予想最低・最高気温のグラフです。

きょう3日も最高気温は12℃予想と、昼間の気温はこの時期にしては高めの日が多くなります。ただし、朝は1℃まで下がるなど、まだ真冬の寒さ…。

しかし、きょう「立春」の日を境に、この寒さを指す言葉が変わってきます。


暦上は立春で春ですから、これ以降の寒さは「余寒(よかん)」や「寒の戻り」と呼ばれるのです。


さらに明日2月4日は、日中気温が上がり、「春一番」が吹くかもしれません。

124年ぶりに節分が2月2日になった2021年は、立春も1日早くなります。「春一番」は立春以降に認定されるのですが、もし明日4日に吹けば、観測史上最も早い「春一番」となる可能性があるのです。

立春から数える「天気の警戒日」

「立春」から数えることで、「天気の警戒の目安」となっていることも。


例えば、立春から88日目をさす「八十八夜」。

大体5月1日ごろのことですが、この日は最後の霜が降りる時期と言われています。お茶摘みの時期ですが、霜への警戒を呼び掛ける目安になっているのです。

北日本の山沿いでは「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月の中旬ころまで霜に注意が必要です。


さらに、立春から数えて210日目をさす「二百十日」。これは8月の終わりから9月の頭、「台風襲来の目安となる時期」なのです。

鍵は“左右対称” 厄除け縁起物も

天気を考える上で、一つの境となる「立春」ですが、無事に過ごせるようにという願いを込めて昔から伝統的に行われている慣習も。


それは「立春大吉」という立春に飾る縁起物です。文字が左右対称であることから、厄払いになると言われており、家の玄関に、外に向けて飾ります。


この「立春大吉」を飾る事で、鬼が家の中に入ってきても…


左右対称の「立春大吉」を見た鬼は、まだ家の中に入っていないと勘違いし、家から出て行ってしまうと言われているのです。


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(とくダネ!『あまダネ!』2月3日放送)

(FNNプライムオンライン2月3日掲載。元記事はこちら

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