感染不安、乗員への感謝 あの時 クルーズ船入港から1年

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新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船が横浜港に入港してから、3日で1年となる。

乗客が当時を振り返った。

2020年2月3日、乗客乗員およそ3,700人を乗せて、横浜港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス号」。

船内では、集団感染が起きていた。

当時、「採取された検体のうち、66人の方から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたとのことです」と船内アナウンスがあった。

連日、新規感染者の数が船内放送で流れ、乗客たちは、隔離生活を強いられる中、不安の中で下船できる日を待っていたという。

クルーズ船の元乗客「救急車の搬送、もう毎日見ておりましたから」、「(感染者が)同じテーブルで食べていれば、わたしたちも陽性になっていたかもしれないっていうのを考えますと、もう本当にぞっとしますので。実際、やはりダイヤモンド・プリンセスに乗っていたということで、周りには気を遣って生活はしておりました」

2月20日に下船したこの夫婦は、未知のウイルスの中で精いっぱいに対応してくれた当時の乗員らに感謝しているという。

クルーズ船の元乗客「本当にあの時のクルーの方たちと再会したいですね。やはりお礼も言いたいです」

クルーズ船の元乗客「復旧したら、興味関心があるところには行ってみたいと思いますね」

現在、旅客船で異常が発生した場合、国内の事業者には国への報告が義務づけられているが、ダイヤモンド・プリンセスは、アメリカの事業者が運航していて、その対象外だった。

国土交通省は、当時、船内の状況が逐一、報告されなかったことなどを教訓に、報告させる仕組みの法制化を検討している。

(FNNプライムオンライン2月3日掲載。元記事はこちら

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