置き配まさかのトラブル 箱ボロボロ、“監禁”状態も

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コロナ禍で利用が増えている宅配サービス。
配達員と接触することがないため、注文した荷物を玄関前などに置いておく「置き配」の利用も増加しているが、それをめぐってトラブルも相次いでいる。

SNS上に投稿されたのは、大手通販サイトから届けられた荷物の写真。

段ボールの側面には、こじ開けられたような跡があった。

「荷物を置き配にしたら箱ボロボロ。置いてあった紙に謝罪なし」(インスタグラムより)

投稿した女性によると、箱の中には酒と美容飲料が入っていて、それらが割れた状態で置き配されていたという。

さらにこちらの写真では、玄関の扉ぴったりに置き配がされていた。

置き配トラブルに遭った女性「(戻ってきた夫に)軽い感じで『おい、お前閉じ込められていたぞ。ちょっと見てみ』って言われて」

妻は、夫に置き配を指摘されるまで、風が吹いていて扉が重くなったと感じていたという。

新型コロナの影響で需要が高まっている置き配。
その置き方をめぐって、今、トラブルが続出している。

東京・杉並区に住む志穂さんは2月2日夜、置き配のトラブルに巻き込まれた。

志穂さん「そろそろ来ているかなって、何度か見ていたんですけど。もう来るだろうと思って、午後7時ごろに開けたら(配達が)あった感じ。ドアが開かなかったので気が付いて、あっ置いてあるんだって」

置き配で、荷物が玄関の扉の前に置いてあった。

しかも、運悪く荷物が階段の手すりに挟まって動かない。

ドアを開けようと思っても、荷物に阻まれて20cmほどしか開かず、“プチ監禁状態”だった。

志穂さん「近所に知り合いがいないので、しばらくどうしようと思って、ここで考えていましたね。1時間くらいは格闘していたと思う」

置き配の荷物のために家に閉じ込められること、1時間。
やっと空いた隙間から、外に出ることに成功した。

ちなみに箱の中には、掃除機とDVD-ROMが入っていた。重さは約5kgほどあったという。

志穂さん「以前にもあって、ウオーターサーバーのお水が届いた時に、わたしが帰ってきた時に、家の前に12リットルが2つ置いてあって...。これが出かけるとなったら、絶対開かないだろうなと。ピッタリ置いてあったんですよね。便利ですごく助かってはいるんですけど、その点だけですね」

一方、勝手に置き配されてトラブルとなるケースもあった。

それは、誕生日に届くはずだったバースデープレゼントだった。
話を聞けば、女性の家族がプレゼントを日時指定して配送を依頼していたが、誕生日に荷物は届かない。

トラブルにあった女性「今年はないのかなと思っていて、次の日にピンポンが鳴って、2軒隣の方が届けてくださったんですけれども、2軒隣のおうちに置き配されていたという。たまたまその方がいい方で...。もしかしたら面倒くさかったりとか、届かないってこともあるじゃないですか」

あとを絶たない、置き配によるトラブル。
では、実際に配送を行う現場はどうなっているのか。

感染拡大で、配送会社の「合同会社brigade」では、配送の需要が増え急成長を続けている。ここでも置き配を依頼する人が急増しているという。

配送業者「要因としては、やっぱり各社ECサイトの事業者さんたちがどんどん推し進めているというのがあると思うんですけど。僕らもやっぱり置き配が多いと回りやすいというか、件数もさばけやすいので、ありがたい話ではありますね」

こちらの会社では、専用の端末で置き配の状況を撮影して客に送るようにしているほか、置き配の方法については事前に研修を重ね、ミスが起きないよう対策をとっているという。

配送業者「ちょっと曖昧なものに関しては、しっかり確認を取るようにっていう感じでやらせてもらっている」

(FNNプライムオンライン2月3日掲載。元記事はこちら

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